Mikuさんはご自身をどのような性格だと思いますか?
木原
Miku
好きなことや物事をコツコツ進められる性格でしょうか。あと、人から言われるほど明るくはなく、落ち着いていると思います。
なるほど。Mikuさんのような方はディグラム診断では『コーディネータータイプ』。集中力に優れていて物事の処理速度が速くコツコツと積み上げられるタイプ。また、気配りができてバランス感覚が良いので、周りをサポートするのも得意です。そんな性格のMikuさんが、自分の強みを伸ばせたと思うエピソードを教えてください。
木原
Miku
大学時代に1年間ほど、ルーマニアに「香り」の勉強をするために留学をしました。その時に、強みが伸ばせたと思います。
私には、子どもの頃から調香師(パフューマー)になりたいという夢があります。留学をしたのもそのためです。ルーマニアでは、日中は高級香水店でインターンシップをするなど情熱を持ってコツコツと行動し続けていたら、一通のメールをきっかけに香料業界の人と繋がることができました。
素晴らしいですね!
木原
Miku
そのメールがきっかけで憧れだった会社を訪問できることになったんです。フランスまで渡航したのですが、その時に面接をしてくれた、あるフランス人女性との出会いが転機となりました。その方から「あなたはまだ若い。どこで才能が開花するか、どの分野に適性があるかは誰にもわからない。だから、常にあらゆることに対してオープンマインドでいるのよ」という言葉をもらいました。とても感動し「必ずこの業界に入って香料に人生を捧げる」と決心しました。
夢を叶えるために海外に出て素敵なロールモデルに出会えたことでポテンシャルが開花したんですね。他人だけでなく自分もうまくコーディネートされていますね。
木原
Miku
ほかにも、留学に行ったことで「みんなと同じじゃなくて、私は私らしくしていればいいんだ」と思えたことも良かったです。また、自分とは合わない人とも一緒に過ごしたことや、文化の異なる人たちの中に飛び込み続けたことで、よりおおらかになれましたし、その場に適応する力がついたと思います。
お話を聞いているとMikuさんは『コーディネータータイプ』の方にとって理想的な経験を積まれていますね。ご自身のポテンシャルを活かして今後やっていきたいことはありますか?
木原
Miku
社会人になってから2年半ほど下積みのような生活を送っていましたが、この度、外資香料会社への転職に成功しました。私がなりたい調香師(パフューマー)のアシスタントをする コンパウンダーという職種に就きます。コンパウンダーとして経験を積んだ先には夢が待っているので、このまま精一杯頑張ります。