ももさんはご自身をどのような性格だと思いますか?
木原
もも
究極的に効率を求めるタイプだと思います。あと、物怖じをまったくしません。日本人には少ないタイプな気がします。
なるほど。ももさんのような方はディグラム診断では『アントレプレナータイプ』。パワフルな実行力があって、目的意識も高く、環境適応力が高いタイプです。ももさんがおっしゃる通り、日本人には少ないタイプでもあります。そんな性格のももさんが、自分のポテンシャルが開花したなと感じたことがあれば、エピソードを教えてください。
木原
もも
バンコクにある5つ星ホテルでインターンシップをした時でしょうか。私の役割は、着物を着てVIPや日本人ゲストの接客を行なう「日本人ゲストリレーション」でした。
はじめてホテルの業務に携わったのですが、インターンシップ先では自分から口を開かなければ、誰も何も教えてくれませんでした。それに、「教えてほしい」と頼んでも「側で見ていて」と言われることも多く、仕事を丁寧に教えてもらえる環境ではなかったんです。
それは大変ですね・・・・・・。
木原
もも
辛すぎて週に2、3日は泣きながら通勤していました。でも、その中でいかに成長できるかを考えながら働いたり、勉強したりしたことで、要領の良さや適切な努力の仕方が身につきました。それに、打ちのめされることが多かったおかげでメンタルが強化されたと思います。
辛い環境の中で挫折せず努力を続けられているのは素晴らしいですね。なぜ挫折してもおかしくない状況で頑張れたのでしょうか?
木原
もも
明確な目標を持って人生を歩んでいるからです。私には「日本の宿泊業が抱える問題を解決する」という目標があります。アジアで日本以上に観光で成功している国であるタイには、その糸口を探しに行きました。「宿泊業はさまざまな産業と繋がっており、その地域に与える影響は大きい。そんな地域との繋がりを見直すことから問題解決ができるのではないか」という気づきも得られ、キャリアビジョンを深められました。
目標達成に対して邁進できるストイックさはまさに『アントレプレナータイプ』ですね。ご自身のポテンシャルを活かして今後やっていきたいことはありますか?
木原
もも
私は浜松出身で浜松が大好きです。だからこそ、浜松市から日本の宿泊業の問題解決をしていけたらと思っています。すでに浜松の情報を発信するInstagramのアカウント運営をしていたり、浜松での聞き込みも行なったりして、人脈も広がってきました。