留学内容
留学先のマリボル大学では、水中衝撃波による金属板の微細パンチングに関する研究というテーマで研究を行いました。具体的には、実験結果と同様なパンチングの破断状況を数値解析を用いて再現し、その結果をもとに高精度なサンプルを作成する条件を発見するという事です。この研究は爆薬の爆発のよって発生する水中衝撃波により金属板にパンチング加工を行っているため、破断状況を実際に目で見ることが出来ません。そのため、シミュレーション解析を学び破断状況を可視化するためにマリボル大学でシミュレーション解析を学びました。短期間の留学でありましたが、異なる複数の条件においてパンチングの破断状況を再現し、その結果を踏まえて、金属板や型の材料、サイズ等を変える事により高精度なサンプルをより低コストで作成する条件を発見しました。