留学内容

留学全体のテーマは、大学での留学に向けた英語力の強化とともに、自然環境について、特に人間と自然の共生について学ぶというものだった。私はその頃、海外の大学で獣医学を学び、獣医師になりたいと考えていたため、高い英語力を身につけておくことが必須であるし、また自然環境を学ぶ事で知見を深め、よりよい獣医師を目指すことができると思ったため、このようなテーマを設定した。これらを実現するために、ELS Language Centerでの授業とロッキー山脈などの雄大な自然がたくさんあるコロラド州デンバーでの語学及び自然研修を行うプログラムに参加した。この留学では主に午前中に語学学校へ通い、午後にFwとしてさまざまな自然にまつわる事柄を学んだ。例えば、特定外来生物について学ぶ野外授業、ロッキーマウンテン国立公園での水質調査の体験、そこに住む生き物に関するレクチャーやデンバー自然保護区に関しての授業を体験した。これらを経験して、英語力の向上を実感することができ、人間と自然の共生に関する知識を深めることができ、獣医師になるという夢に一歩近づいたと感じた。

留学の動機

幼い頃にアメリカに住んでいたことがあり、もう一度ぜひアメリカへ留学行きたいと漠然と感じていたから。また、獣医師になりたいという夢があったため、それの実現のために、英語力の向上と雄大な自然の中で自然環境について学べる所へ行きたいと思ったから。

成果

英語力を留学に行く前よりも強化できた。自然環境のレクチャーから、人間と自然の共生の大切さを改めて実感し、自分達ができることを知れた。また、ホームステイや、色々な人種の人が集う語学学校で生活することで、多様な価値観を得て、留学前と比べて色々な方面から物事を考えられるようになった。さらに、自分から進んで行動を起こさないと何も始まらないことを実感し、積極性の大切さを感じた。

ついた力

積極的に動く力

積極的に動く力は自ら進んで物事に取り組む力である。語学学校などで英語をネイティブの先生やスタッフと話しがしたいと思ったときに、待っていても話しかけてもらえるわけではないので、自分から進んで声をかけることを心がけた。結果、英語を話す機会が増え、英語力の伸張に繋がった。

今後の展望

幼い頃から、獣医師と助産師という２つの夢があった。この短期留学をした時は、獣医師になりたい気持ちの方が強かったが、その後、入院経験などを経て、助産師（看護師）になりたいとと強く思い、進路変更し、京都大学医学部人間健康科学科先端看護科学コースに進学することとした。留学というものは自分を心身共にとても成長させてくれるものだと実感したため、大学でも最先端の看護学や助産学を学びに留学したいと考えている。