留学内容
留学のテーマである熱帯病を学ぶため、世界有数の熱帯医学研究機関であるタイ、バンコクのマヒドン大学熱帯医学部大学院へ留学した。熱帯病についての専門的な知識や検査技術を学び、会得するためにインターナショナルコースで英語で開講している3教科(熱帯病原生物学、生物統計、リサーチメソドロジー)を受講した。研究室は蠕虫(多細胞の寄生虫)学教室へ配属させて頂き、現地での寄生虫検査技術(便検査や宿主動物からの寄生虫採取等)を学び、実践した。フィールド調査では、タイとカンボジアとの国境沿いにある寄生虫感染症流行地である村へ行き、寄生虫の中間宿主である貝の採集を行った。また、自身が学んだ熱帯病についての知識や研究成果を発表するため、マヒドン大学が主催している熱帯病の国際学会(Joint International Tropical Medicine Meeting: JITMM)に参加した。