留学内容
2年間のダブルディグリー留学で行ったフランスリールにあるEcole centrale lille(グランゼコールの一つ)では現地のフランス人と同じタイミングで入学し、正規学生として同じ授業を受けることができた。そこでは、技術経営者を養成する学校であったので、日本とは違って、専攻がなく機械工学出身の自分でも経済学や、経営学などを学ぶことができ、より実践的なシステムとして、学生全員に1年に1回インターンシップをする期間が与えられた。ここでの留学テーマは大まかに言えば、自分の知らない自分を知ること。日本にいたら分からない自分の潜在的な可能性を、今まで自分が行ったことが無かった海外で、長い期間の中で見つけ、新しい自分に出会う為に、このダブルディグリー留学を計画した。結果的にこの留学を通して、分かったことは、自分は本当は周りの人がいなければ何も出来ない事。フランス語をあまり話せず困った自分は、幾度も色んな人に助けてもらった。日本ではあまり気付かなかったけれど、日本でも色んな人に助けてもらいながら、今の自分がいるということを改めて知れた。また、今回インターンシップでは世界最高峰の研究機関のマックスプランク宇宙物理学研究に行くことができた。でも何故、今まで宇宙物理学を勉強してこなかった自分が行けたのかを考えていると、色んな人に自分の行動力を認められていることが次第に分かってきた。