留学内容
私は、理学部を卒業した後に医学部に編入したという少し変わり種の経歴を持っています。そして、「両研究領域を経験した自分だからこそできることはないか」ということを常々考えながら過ごしてきました。今回の留学は、米国Johns Hopkins大学への2か月の臨床留学および1か月の基礎研究室訪問を通して、自分の働き方の指針となるものを見つけてこようというのが目的でした。実際に臨床の能力を伸ばして外国人の方を診察できるようになったり、プレゼン技術を高めて医療チーム内で責任を持てるようになったりといった経験を積むことは勿論できましたが、それに加え、多様な医師の働き方、神経・腫瘍分野での最先端の研究に触れたことで自分の物差しが変わったと思っています。