留学内容
南米コロンビアでの稲作研究から技術普及に渡る農業開発の実践。コロンビア稲生産者連合会と国際熱帯農業センターと共同で節資源稲栽培法の実地研究をしながら、ワークショップや農場での実演などを通じた技術普及活動を行ってきた。
南米コロンビアにて稲作研究と技術普及を実践し、雄大な自然やラテン文化も堪能してきました。以前にはシェフィールド大学(イギリス)への交換留学の経験もあり、2019年2月からはクイーンズランド工科大学(オーストラリア)の博士課程にてサトウキビ栽培の研究をします。途上国開発や農業の領域で専門性を武器に今後も世界を舞台に活動したいです。お力になれることがあればお気軽にご連絡ください!
最終更新日:2018年12月27日 初回執筆日:2018年12月27日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
---|---|---|---|
スペイン語 | 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<DELE B1にギリ届かず> | → | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<DELE B2をギリ取得> |
南米コロンビアでの稲作研究から技術普及に渡る農業開発の実践。コロンビア稲生産者連合会と国際熱帯農業センターと共同で節資源稲栽培法の実地研究をしながら、ワークショップや農場での実演などを通じた技術普及活動を行ってきた。
途上国開発のために農業、稲作、と自分のテーマを選んで研究をしてきたが、本当に自分の研究が現地で役に立つのか?という疑問を抱くようになる。現場の実態を見ながら、現地の人と一緒に現地で研究や普及活動をすれば自分の研究の可能性・実用性・課題が分かるはずだ!との思いで対象地のコロンビアへの研究留学を決意。
学びや経験としての成果は、自分にできる国際協力のカタチを実感し自信を持てたこと。研究を中心としながらも、実際に現地に入って活動することで、実用的技術開発・現場の課題発見・ノウハウの継承・技術普及など、学問の成果に留まらない現地への貢献が可能であると確信し、自分の目指す農業開発への確かな一歩を踏み出せたこと。
現場力
知識や経験、立場、モチベーションも多様に異なる現場の人々と協力して研究やプロジェクトなどを進めることの苦労と、そうやって現場に入り現場を巻き込んでいくことの重要性を強く感じ、またその中で外部の専門家としての振る舞いや貢献の仕方を身につけられたと思う。
まずは博士課程に進学して研究者の立場で作物栽培を中心に専門性を高めていきたい。その中で今回の留学を活かした現場に根差した研究を実践していくこと。将来的には、所属は大学、研究所、企業、国際機関など柔軟に、研究と現場を繋げられる人材として農業開発に携わっていきたい。
2017年
8月~
2018年
2月
南米コロンビアでの稲作研究から技術普及に渡る農業開発の実践。コロンビア稲生産者連合会(FEDEARROZ)と国際熱帯農業センター(CIAT)と共同で節資源稲栽培法の実地研究をしながら、ワークショップや農場での実演などを通じた技術普及活動を行ってきた。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 50,000 円 |
生活費:月額 50,000 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 50,000 円 |
生活費:月額 50,000 円 |
ラテン文化といえばFiesta!
祭りやパーティーと訳されますが感覚的には職場や友達同士の飲み会に近いくらい手軽なもののようです。
実際、彼らの飲み会には音楽や踊りがつきもので、時には写真のように近所の道路でさえもクラブと化します笑
こうやって近所で気軽に音楽をかけて踊りながら飲みながら人生を楽しんでいるからこその陽気な国民性なんでしょうね。
朝方まで踊り明かすのはさすがラテンのパッション!笑
留学すれば英語ができるようになる?
英語に限らず、留学すれば言語は伸びるとは思いますが、最終的な伸び幅は日々の積み重ねで歴然と違うはずです。
日に一回は課外で人と会う機会を自分で作る、近所の人でもクラスメートでも日に一回は自分から話しかける、分からなかった単語や表現は放置せずに調べる、言えなかったことや次回使いたい表現を毎回1つは準備しておく...地味ですよね(笑) 留学をしても語学のためにすることは根本的にあまり変わらないでしょう。でもそれを環境にただ任せるのではなく、ほんの少しの心がけをもって能動的に生活するだけで、結果は大きく変わるはずです。
コロンビアと聞くと半分くらいの人が治安のことを心配するので少しだけ。
自分は幸運にも被害に遭わずに帰ってこられましたが、やはり細心の注意と備えは必要だと思います。
危ない時間と場所は避ける、現金は必要最低限に、歩きスマホはしない、道端での勧誘に応じない...
当然ですね。でも、不運にももし事件に巻き込まれたらどうします?
抵抗せずに差し出す、安全圏への経路、緊急用の現金を靴底などに仕込む、事後の連絡先と手段、データや物品のバックアップ...
安全管理は危険を避けることと遭遇時の被害を最小限にすることの両面で準備すべきでしょう。
そのためにも、現地の治安の実態や具体的な対策は専門家に確認しておいてくださいね。
コロンビアに留学した、そのほかの先輩たち