留学大図鑑 留学大図鑑

きのぴー

出身・在学高校:
高知県立岡豊高等学校
出身・在学校:
立命館大学
出身・在学学部学科:
国際関係学部国際関係学科
在籍企業・組織:


最終更新日:2018年10月04日 初回執筆日:2018年10月04日

グローバルを学び日本経済を活性化!

留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • オクラホマ大学
  • アメリカ合衆国
  • オクラホマ
留学期間:
9ヶ月
総費用:
2,000,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 1,800,000円
  • 大学独自のもの 300,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル<TOEFLiBT77> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEIC875>

留学内容

留学のテーマは「グローバル経済が発展する現代におけるアメリカと日本の違いを解き明かす」ことでした。当初は、関連する授業を履修することでこの目標を達成しようと考えていたのですが、留学生は関連授業の履修が不可能というハプニングが発生し、そこから独学で論文や本を読む学習法に切り替えました。留学生寮に滞在していて現地人と関わる機会が非常に少なかったため、キリスト教会や日本語クラブに欠かさず参加し、また日本文化発信活動を通して人脈を広げました。最終的に英語のクラスを担当していた教授と長い時間お話しする機会を作ることができ、目に見える形としては一つの論文を書き上げることができた時はとても嬉しかったです。

留学の動機

留学前に読んだ経済関連の本で日本という国がいかに立ち遅れているかを実感し、ある種の危機感を感じました。学部柄、留学する人が非常に多く周りからの圧を感じていたこと、また語学を伸ばしたいという強い思いもありアメリカ留学を決意しました。

成果

日本文化発信活動をしてみると、そこに集まる人は基本的に日本が好き、日本文化に興味があるという人が多数を占め全員が日本を好きというような錯覚に陥ってしまうと考えました。そこで、あえて日本のここが嫌い、という点を伺い、新たな視点で自分の国を見ることができました。

ついた力

自分を信じる力

留学が世界各地の色々な人と出会い視野を広げられることが醍醐味の一つでもありますが、時間にあまり制約されずにゆっくりと一人で過ごせる時間が多いのも留学の魅力だと思います。私は、自己分析を兼ねて自分の弱点や性格について常に考えていました。それを通して、自分自身の行動の価値とか生き方とかを自分自身が信じてあげる力がついたと思います。

今後の展望

アメリカという日本に比べ非常に自由な国で1年間過ごした影響もあり、当面は一人で経済的に自立すること、そして最終的にはライティング活動やメディアを通したフリーランサーを目指しています。

留学スケジュール

2017年
8月~
2018年
5月

アメリカ合衆国(オクラホマ)

オクラホマ大学にいた他の交換留学生や日本人の正規学生たちと一緒に折り鶴やお寿司のイベント、日本のスナックを題材にしたイベントを開催しました。個人では、近所で日本のカレーが売っていたため友人たちを集めてカレーパーティーを開きました。日本文化や日本食はとても好評で多くの人が喜んでくれ、やりがいを非常に感じました。留学初期からキリスト教会に通っていたのですが。なかなか無宗教の自分には馴染むのが難しく、結局留学を終える最後まで教会の人たちとは少し気まずい関係が続いていました。ですが、この体験は違う文化や宗教を拒絶するのではなく、いかに自分の中で許容し彼らと接するかということについて考えるいい機会を提供してくれました。留学生寮で4人暮らしを共にしたルームメイト達とも仲良くなり、小さな言語の壁を毎日感じる日々でしたが、有意義な時間を過ごすことができたと思います。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

ルームメイトと春休みにグランドキャニオンへ
折り鶴&お寿司イベントにて名前を漢字に変換
仲の良い友人達とパーティーにて
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

笑いあり、涙あり!留学中にあった、すごいエピソード

冬休みに韓国人の女の子と二人でアメリカ各地を三週間ほど旅行したのですが、お互いにとてつもなく大きな言語の壁を感じ史上最大の大げんかに突入しました。旅行開始からわずか3日目の朝、マイアミにて、彼女からメッセージが送られているのに気づき開いてみると、1000ワード以上の超長文で自分のダメなところや腹がたつところがひたすら延々と語られていました。一度謝り、事なくなったのですが、旅行終盤のサンフランシスコにて再び彼女の怒りが爆発。4レターワードで散々罵られたため、こっちの怒りも爆発。二日間に渡る全面戦争の末、一切口を聞かずホテルも別に宿泊するという冷戦状態に突入しました。今思うと、お互いに悪い部分はあったと思います。英語をもっと勉強しないといけないな、と強く感じた人生最悪の旅行でした。

マイアミ都心部で憂鬱な気分だったのが思い出されます
サンフランシスコにて一人で年越し花火

留学での英語力について

  • 語学力 : 英語

留学前から英語がそれなりにできる自信があったのですがいざ行ってみると全く周りの言っていることが理解できず非常に困りました。自分の性格上、言語なしでコミュニケーションが取れるようなタイプではなかったので日本でしっかりとスピーキングの練習をしておけばよかったと後悔しました。
まず、ネイティブ以外は英語に強いアクセントがかかっている人が多いです。それに加えて、彼らも一般的には日本人より英語が上手とは言われるものの完璧な英語を喋るわけではありません。その点を留学前に理解していたらもっと違う学習法をできていたのにと強く感じました。

留学前にやっておけばよかったこと

英語の勉強をもっとしておけばよかったと後悔しました。というのも、私は言語でのコミュニケーションなしに外国人と仲良くできるようなタイプでは無く、苦労したからです。日本の大学で見かける留学生は日本のことが好きです。英語が下手でも練習に付き合ってくれます。しかし、それが海外では全員が全員練習に付き合ってくれるほど優しくはありません。その点も考えて、スピーキング練習をしておけばよかったと思いました。

留学を勧める・勧めない理由

留学はすすめます。トビタテという環境にいると留学自体に意味がある、ないという二元論で留学を捉えがちになってしまいますが、どんな理由や目的(人に迷惑をかけない限り)であっても海外で暮らすという経験は人生において貴重です。絶対に後悔はしません。

これから留学へ行く人へのメッセージ

あまり真面目になりすぎず、ほどほどに遊びながら頑張ってください!
女の子とも喧嘩しないように注意!