留学内容
多文化共生社会構築のためのアイディアを得るため、米国におけるラティーノ(ラテンアメリカ諸国にルーツを持つ人々)に着目した留学を行った。米国におけるラティーノは現在最大のマイノリティ集団とされており、ある層では政治的影響力が拡大している反面、偏ったステレオタイプなどを押し付けられ、差別の対象になっている層も多数存在する。私は、このアメリカ社会におけるラティーノ系コミュニティの二面性を研究することによって、多文化共生社会構築のためのアイディアや問題点を見出すことが出来ると考え米国へ留学した。
具体的な留学内容としては、大学にて政治学やラティーノ研究専攻しアメリカ側の視点でラティーノ系コミュニティを捉えるための視点を身に付けた。また大学の授業と並行して、ラティーノ系コミュニティを支援するの地位向上並びに地域社会との共存などを支援している団体にてインターン活動を行った。団体では、スペイン語と英語の2言語で放送するラジオ番組の運営に携わった。