留学大図鑑 留学大図鑑

せーや

出身・在学高校:
多摩大学附属聖ヶ丘高等学校
出身・在学校:
筑波大学
出身・在学学部学科:
生命環境科学研究科
在籍企業・組織:


最終更新日:2019年05月21日 初回執筆日:2019年05月21日

現地調査でタイ東北地域の土地利用を解明

留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • カセサート大学, タイ水資源農業情報研究所
  • タイ
  • サコンナコン
留学期間:
7ヶ月
総費用:
870,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 870,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
タイ語 挨拶など基本的な会話ができるレベル 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル

留学内容

農業の盛んなタイの東北地域で、主として現地調査を行う。人工衛星画像と現地調査から得たデータを基に、タイの農地利用図を作成した。

留学の動機

留学する2年前より当該研究に取り組んでいたが、トビタテに応募する前に、現地データの不足が最重要課題だと仮説付けられた。現地データを取得するため、共同研究期間のHydro and Agro Informatics Instisuteの研究者と議論を重ね、1年感のタイでの観測計画を立てた。観測期間に合わせてトビタテの留学計画を立て、実際に留学を行った。

成果

タイ語、英語
研究成果を2019年2月に行われたタイの国際学会にて発表した。また、2019年度現地で取得したデータを基に投稿論文を執筆予定

ついた力

自分で切り抜く、人に頼る力

なれない留学環境(コンピュータ、インターネットコネクションの研究設備、気候やインフラ環境等に関して)で研究活動に取り組むことは困難を極めたが、まず自分でなにが必要かどうしたらいいのか考え実践する。それでもだめな時は人に頼りまくるということを徹底した。

今後の展望

留学中得たデータを基に解析を進め、論文を執筆する。就職後はビジネスの領域で活躍したい。

留学スケジュール

2018年
7月~
2019年
2月

タイ(サコンナコン)

研究活動

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

乾季のメコン川で干上がった場所で農業を行う様子。
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

タイ人はとにかく優しい、留学した当初はみんないつもお菓子やご飯を恵んでくれ、毎月一度以上行った現地調査にも友達に同行してもらいました!。留学後も連絡を取り合い、タイへ再度現地調査に訪れた際も、歓迎してもらえ、現地調査も全力で手伝ってくれました。感謝感激!

研究室の教授と、お世話になったメンバー達。

研究環境が整ってない中でも必要なものをてっとり速く揃えて、とっとと作業する。

  • 留学先探し : 大学院

留学当初、研究環境が整っていなかったことが大きな問題になっていた。大学事務の方にいろいろとお願いをした所、直に準備・用意してくれるとのことだったが、それではいつまで立っても仕事が進まないと、許可を取って自分自身で、設備を持っている部門の方にアプローチして、設備・環境を整えた。また、どうしても揃えられないものがあるとしたら、ある程度諦めを付けて有るもので何ができるのか考えて最善・全力を尽くす。
アドバイス:交換留学生として認めてられている場合は、留学計画達成のためにきちんと学生としての権利を主張するのが良いです。

留学前にやっておけばよかったこと

留学先に足を運んで、研究室をきちんと決める。(一回は行きましたが、それでは不十分だった。)ワークスペースを確認する。こちらの要望をきちんと伝える。それでも留学計画の目的達成のために適さない留学先だと判断した場合は、留学先の大学を変更するくらいのことをした方が良かった。

留学を勧める・勧めない理由

勧める。留学行ってみたい人は、短期でもとにかく、まず行ってみましょう。走り出してみると案外見えて来るモノもあると思います。

これから留学へ行く人へのメッセージ

自分自身、過去にトビタテ留学と非トビタテ留学で半年ずつ留学していますが、トビタテ留学の密度の濃さは素晴らしい物があります。トビタテ留学では、自分で留学を計画し、受け入れ機関へのアポ取り、奨学金の需給、留学計画で掲げた目標達成にむけて取り組む等。是非トビタテでの留学を検討してみて下さい!