留学大図鑑 留学大図鑑

けんちゃん

出身・在学高校:
初芝富田林高校
出身・在学校:
大阪府立大学
出身・在学学部学科:
工学研究科航空宇宙工学分野
在籍企業・組織:


最終更新日:2019年09月03日 初回執筆日:2019年09月03日

専門外の講義を受講、視野を広げる!

留学テーマ・分野:
語学留学・英語
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Oregon State University
  • アメリカ合衆国
  • オレゴン州 コーバリス
留学期間:
7か月
総費用:
- 円 ・ 奨学金なし

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<TOEIC 810> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

私の留学テーマは「空を飛ぶことがもっと身近な社会を目指して!~グローバルな空のパイオニアへの第一歩~」で、アメリカのオレゴン州立大学に7か月間在籍(うち冬休み1か月)し、語学学校に通いながら美術史、動物学、経済学、統計学といった自分の専門(航空宇宙工学)以外で興味がある講義を受講し、専門にとらわれない広い視野を身に付けようと活動しました。大学に在籍中は宿題やテストに追われていましたが、その中でも時間を見つけて文化交流イベントにも参加したり、担当の先生に自分の将来の夢について相談したり、興味のあることにとりあえず飛び込んでいました。結果として、講義を通して今まで知らなかった知識やそれをどう英語で表現するかを知り、また様々な活動に参加したことで留学生やアメリカ人の友達も出来て、私にとってはかけがえのない仲間です。オレゴン州、特にコーバリスが自分の第二の故郷になりました。

留学の動機

小さいころから父親の影響でアメリカの音楽やスポーツ、文化を教えられたので自然とアメリカに憧れを抱くようになりました。留学には大学1年生の時から行きたいとは思っていましたが、周りから遅れるのが嫌で決断できませんでした。しかし、大学院に入学するときにこれが最後のチャンスだと思い決断しました。留学先では海外の学生と共に講義を受講したいと思い、そのようなプログラムがあるアメリカの大学を探しました。

成果

今回の留学では主に自分の視野を広げることを目的にしていたので、様々な活動に参加しました。例えば、有志の方々が開いてくれた留学生向けのフリーランチがその内の一つです。そこで出会ったアメリカ人の家族の方が息子さんを紹介してくださり、私と年が近かったことから今では親友です。また、図書館で勉強することが多かったのですが、そこでもかけがえのない出会いをして、今でも彼らと連絡を取り合っています。

ついた力

何事にも冷静に対処できる力

家が見つからないなど、生活に関わる問題も多く経験しましたが、周りの人の助けを借りながら、また自分で最善の方法を考えながら問題を乗り切ってきました。その経験を通して、どんな問題が起きても冷静に状況を見て判断する力が付いたと思います。

今後の展望

まだ具体的に卒業後の進路などは決められていませんが、アメリカで働いてみたいという気持ちは大きく持っています。今回の留学の経験で、アメリカという国の雰囲気が自分に合っていると感じました。また、アメリカではUber等が空飛ぶ車の社会を実現するための研究を行っており、自分の夢にも近いのかなと思います。

留学スケジュール

2018年
9月~
2019年
4月

アメリカ合衆国(オレゴン州 コーバリス)

私の留学テーマは「空を飛ぶことがもっと身近な社会を目指して!~グローバルな空のパイオニアへの第一歩~」で、アメリカのオレゴン州立大学に7か月間在籍(うち冬休み1か月)し、語学学校に通いながら美術史、動物学、経済学、統計学といった自分の専門(航空宇宙工学)以外で興味がある講義を受講し、専門にとらわれない広い視野を身に付けようと活動しました。大学に在籍中は宿題やテストに追われていましたが、その中でも時間を見つけて文化交流イベントにも参加したり、担当の先生に自分の将来の夢について相談したり、興味のあることにとりあえず飛び込んでいました。結果として、講義を通して今まで知らなかった知識やそれをどう英語で表現するかを知り、また様々な活動に参加したことで留学生やアメリカ人の友達も出来て、私にとってはかけがえのない仲間です。オレゴン州、特にコーバリスが自分の第二の故郷になりました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

OSU 正門前
大学が所有するアメフトのスタジアム
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

小さな気遣いが人の心に響く

私が留学先に着いてから3ヶ月ほどが経った頃,大学内で銀行や保険会社の人が学生に説明に来るイベントがありました.主に新入生向けだったので,私は近くの椅子に座ってゆっくりしながら,興味のあるブースに話を聞きに行ったりしていました.そこであるブースで担当者の方とお話ししました.確か,リハビリ病院の方だったと思います.私はその方の仕事に興味があったので色々と質問していました.最後に話を聞かせてくれたお礼として小さな折り鶴を渡したところ,とても喜んでくれてその会社のアカウントでフェイスブックに投稿までしてくれました.その中で,みんなが私みたいに小さな気遣いが出来たら世界はもっと平和になると書かれていて,すごく嬉しく思いました.日本の人はそういう小さな気遣いが得意なことも多いと思うので,ぜひ留学に行ってもその心を忘れずに過ごして欲しいなと思います!

実際に渡した折り鶴

短期留学における住居探しの苦労

  • 住まい探し : シェアハウス

私の留学期間は6ヶ月(プラス1ヶ月の冬休み)だったのですが,最初の3ヶ月は大学内の寮に住み,残りの4ヶ月は現地で自分で住むところを探すつもりでいました.というのも,自分にとってはこの時が初めてのシェアルームの経験であり,もし同じ部屋の人と上手く出来なかったら苦痛になるだろうなという気がしていたからです(現実にそうなりました.3人でシェアしていた内の残りの二人は中国人で彼らはお互いに中国語でスムーズにコミュニケーションが取れますが,私は英語もあまり話せず孤独感を抱きました).最初は余裕で見つかるだろうと思っていたのですが,基本的に最低でも6ヶ月の契約や1年の契約が多く,私のように4ヶ月だけで契約できるところがほとんどありませんでした.住むところが無くなるかもしれないという不安は自分にとって大きなプレッシャーとなり,テスト期間であったことも合わせて本当に苦しかったです.そんな中でも,偶然参加したイベントで出会った方が学生向けに宿のレンタルを行っており結局はその方の家に住まわせてもらうことになりました,困った時には人に助けを求める勇気も大切だと感じました.

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学の価値を決めるのは,実際に留学に行った人です.外の世界を見たこともないのに,あれはどうだと言う人がたくさんいますが,自分で実際に経験しなければ説得力は付いてこないと私は思います.なので,これから留学に行く人は,アンテナを広く張って,あらゆることに興味を持って欲しいです.そうすれば,他の人にはない,自分だけの留学ができると思います!