留学大図鑑 留学大図鑑

Anna Sasaki

出身・在学高校:
東京都立立川国際中等教育学校
出身・在学校:
早稲田大学
出身・在学学部学科:
文化構想学部表象メディア論系
在籍企業・組織:


最終更新日:2020年02月18日 初回執筆日:2020年02月18日

ニューヨークの文化が表象する多様性

留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • New York University, Steinhardt School of Culture, Education, and Human Development
  • アメリカ合衆国
  • ニューヨーク
留学期間:
10か月
総費用:
3,000,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 850,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<IELTS7.5> 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル<TOEIC 950>

留学内容

留学のテーマ:ニューヨークで多様性が生んだ文化を学ぶ。
女性の社会進出の停滞や、これからの移民問題にどう向き合っていくか。どんな社会問題でもまず必要なのは認知度をたかめること、知識を広めること、そして多様な意見で議論を活発化させることだ。近年のアートフェアを見ると、その多くのテーマは人種や移民、ジェンダー、階級格差などになっている。必ずしも社会問題しか扱わないわけではないが、そういった作品の存在は、多くの人の考えるきっかけになっている。現代アートをはじめ、写真やデザイン、ファッションが何を表象し、社会にどうポジティブな影響を与えられるかを勉強しようと思ったのがきっかけ。
ニューヨークはアートビジネスの中心地であり、世界の名だたる美術館やギャラリー、アートフェアが軒を連ねている。多様性の町で学び、実際にアーティストやクリエイターたちに話を聞きたかった。
ニューヨークでは現代アートを中心に表象文化などを学び、カルチャー系のウェブマガジンとアートギャラリーでのインターンシップを体験した。

留学の動機

言語能力を高めたいという思いと、より専門的な勉強をしたいと思った。また、可能であれば自分の日本の大学ではできなかった、作品制作に携わりたいと思った。

成果

専門的な授業やインターンシップの職場で英語レベルをあげることができた。
大学ではデザインや作品制作に関する基本的なスキルを学び発表した。
ウェブマガジンでのインターンでは展覧会に関する記事をメインに執筆。他にも、アクティビズムや技術革新についてリサーチを担当した。アートギャラリーでは作品の記録や展覧会準備に携わった。

ついた力

コミュニケーション力

ニューヨークには人種、文化、宗教、価値観も多様な人々が集まるところだった。
考え方や信念の違いから対立することもある。偏見なしに相手の話を聞き、話し合いつつも、理解できないことを否定しないことを学んだ。

今後の展望

アーティストやクリエイターの支援に携わりたい。

留学スケジュール

2018年
8月~
2019年
5月

アメリカ合衆国(ニューヨーク)

ニューヨーク大学:約10か月間
美術史、美学、広告、オリエンタリズム、黒人女性のフェミニズムに関する講義を受講。
また、ドローイングやタイポグラフィー、アニメーション制作の技術を学び、実際に作品制作に携わった。マンハッタンの学生寮で過ごした。寮の友人に恵まれ、放課後は一緒にゲームしたり、街を散歩したりした。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

休日にはマンハッタンや近郊の美術館によく足を運びました。
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

留学中に手に入れた、今でも大事にしているもの

ルームメイトがゲーム専攻、アニメ専攻の学生で、日本のアニメやゲームの話で盛り上がりました。部屋にはみんなのお気に入りのアニメや映画のポスターを貼り、学校が終わるといつもゲーム大会やアニメの上映会が開かれました。
授業や課題で困ったときはいつも助けてくれました。レポートの文法を直してもらったり、分からない文化があったら説明してくれたり。ルームメイトたちとは今でも交流を続けており、帰国した年の秋には一人が日本に遊びに来てくれました。

寮の友達と中華街にご飯に行った時の写真

全然見つからなかったインターンシップ

  • 留学先探し : インターンシップ

目標は高くと考えて、当初はMoMAやグッゲンハイム美術館でのインターンを希望していましたが、学歴や実績が足りず、なかなかインターン先は見つかりませんでした。語学にも不安があり、授業は理解できても、顧客の対応をする自信はありませんでした。
留学期間が半分過ぎたころから焦り始め、美術館やギャラリー以外のインターンも探すことにしました。結果、自分のやりたいことが実現しそうなウェブマガジンでのインターンを見つけました。
また、マガジンでのインターンをしながら、知人の伝手でギャラリーでのインターンもさせてもらえることになりました。
2つのインターンから学んだことは多く、諦めずに探し続けてよかったです。

留学前にやっておけばよかったこと

インターンを現地で探そうとしている人は、どんな手段で探すのか、伝手はありそうなのかなど、あらかじめ調べられることは調べておいた方が良い。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学から変えたっとき、周囲を見る目が変わると思います。無理しすぎず楽しんでください。