留学内容
私は、地球環境に配慮したインフラ整備に興味をもっていたため、その分野に強く、実践的な学習ができる学校に行きたいと考え、フランスの国立土木学校に留学した。
授業はすべてフランス語で行われるため、それに備えるという意味で渡仏してから最初の5か月間はビシーという田舎町にある語学学校でフランス語の勉強に勤しんだ。その後、9月からENPC(国立土木学校)のあるパリに移動して、環境汚染・温暖化などの環境問題解決に向けた、インフラの観点からの取り組みや、最新技術・政策的課題を学んだ。さらに、ENPCでの授業がない夏の時期にはドイツの大学でインターンシップを行った。そこでは、大気汚染の計測に関する研究に関わることができ、現場でどのようなことが行われているのか知ることができた。