留学内容
『世界一の大学陸上部で短距離走のコーチングとトレーニングの真髄を学ぶ』
このテーマを設定し、以下の実践活動を行った。
世界トップクラスの選手が複数名いるフロリダ大学の陸上競技部にて、トレーニングやコーチングの視察を行った。その陸上部には100m走日本記録保持者のサニブラウン・ハキーム選手も在籍しており(当時)、日本のアスリートが海外留学した事例の調査も行った。また、フロリダ大学の語学コースに通い、英語学習も同時に行った。
最終更新日:2021年04月21日 初回執筆日:2021年04月21日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
---|---|---|---|
英語 | 挨拶など基本的な会話ができるレベル | → | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル |
『世界一の大学陸上部で短距離走のコーチングとトレーニングの真髄を学ぶ』
このテーマを設定し、以下の実践活動を行った。
世界トップクラスの選手が複数名いるフロリダ大学の陸上競技部にて、トレーニングやコーチングの視察を行った。その陸上部には100m走日本記録保持者のサニブラウン・ハキーム選手も在籍しており(当時)、日本のアスリートが海外留学した事例の調査も行った。また、フロリダ大学の語学コースに通い、英語学習も同時に行った。
研究の目的で2017年の陸上日本選手権を視察した際にサニブラウン・ハキーム選手の才能溢れるパフォーマンスを目の当たりにした。2020年の東京五輪までに急成長すると予想し、フロリダ大学ではどんなトレーニングやコーチングを行い成長していくのか、非常に興味深かったため。
また、当時指導をしていた選手の成長と活躍が自分のことのように嬉しく感じ、自身のコーチ力を高めたいと思ったから。
細かい学びはたくさんあったが、最大の学びは「日本のトレーニングやコーチングは必ずしも劣っているわけではない」ということ。ただし、環境面で大きな差があることを目の当たりにし、その根本にあるのは経済的な差である。その差を埋めるためには、日本国内におけるスポーツの価値をいかに高めていけるかが1つのポイントになると感じた。
生きる力
人は一人では生きられない。語学コースでは世界各国の人と交流でき、多様な価値観に触れ、自分と他者を認め、母国語でなくとも良好な関係を築くコミュニケーション能力が身についたと実感している。特に、世界には様々な文化や思想があることを知ることができ、何事にも多面的な視点を持つことができた。
海外で暮らすことのハードルが一気に下がったので、積極的に日本を出て多様な価値観や世界をもっと知りたい。それが自分の研究活動やコーチ活動などに役立つと思う。また、大学の教員になって、学生に留学の良さなどを伝えたい。
2019年
8月~
2020年
4月
フロリダ大学の語学コースに通いながら、授業のない時間で陸上競技部のトレーニングを視察した。
語学コースでは、世界各国の友達ができ、旅行も複数回行った。最初は、日常会話もままならない英語力であったが、毎週ホームパーティーをするなど積極的に交流することでディスカッションできるレベルまで到達した。授業外の自習も英語力UPには欠かせなかった。授業の題材には環境問題や政治問題などが取り上げられており、多様な価値観を学ぶことが出来た。
陸上部では、プロチームと学生チームが活動しており、プロチームには、世界一の選手も在籍していた。トレーニングやコーチングの内容は特別目新しいものはなかったが、”才能を削がないコーチング”に徹底していたことが印象的であった。また、プロ選手は卓越した技術を有しており、世界トップレベルを目の当たりにした。そこでの経験は貴重な財産である。
学費:納入総額 900,000 円 |
住居費:月額 80,000 円 |
生活費:月額 50,000 円 |
学費:納入総額 900,000 円 |
住居費:月額 80,000 円 |
生活費:月額 50,000 円 |
留学するきっかけとなった、サニブラウン・ハキーム選手。彼がいなければ、この留学を実現させることはできませんでした。本当に感謝しております。留学前に事前訪問した際には、初めて会うのにも関わらず、気さくに話をしてくれ、留学中も貴重な話をたくさん聞くことが出来ました。トレーニング中の様子も含め、自分にとってはかけがえのない経験が得られました。
コロナの影響で、ハキーム選手含めチームのメンバーやコーチ陣には別れの挨拶もできずに帰国したことが残念です。またいつか会いましょう!
シェアハウスから退去する際に、家主さんからクリーニング代を高額請求されました。元ルームメイトや現地の友達などから整合性を確認し、明らかなボッタクリであったことが判明したので、メールでのやり取りを根気よく続けて、1/3程度まで減額できました。元ルームメイトも留学生であり、英語が不自由であることを利用しての高額請求だったのではと思っています。反論の余地がある場合は積極的に主張していくことの重要性を実感しました。
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