アメリカ合衆国(ボストン)
私は7月22日から8月13日まで、アメリカのマサチューセッツ州にあるボストン大学のサマープログラムに参加しました。このプログラムは、成績や語学力テスト、自己推薦書など激しい選考を経て選ばれた人たちが集まりました。どの人も医療への思いがとても強く、参加した友達と医療への思いなどを話した事もとても勉強になりました。プログラムは医療への導入ということで、現医学部学生の授業を体験することができました。様々な医療体験、例えば人の皮膚に見立てたオレンジを縫う練習や限られた素材を利用した包帯の巻き方、また医科だけでなく、歯科の勉強も行っており、多岐にわたる分野で学ぶことができました。この3週間の間は、到着日と出発日は現地の友人の送迎、宿泊をお願いさせてもらいました。このプログラムの間は、ボストン大学の寮の二人部屋で生活し、朝は大学の食堂で、昼夜はキャンパス内のスーパーで購入して食事をしました。自炊できる環境ではなく、入寮の際に冷蔵庫と電子レンジはレンタルをして利用しました。洗濯物は寮にあるコインランドリーで行いました。普段は親が何事もなく行ってくれていた食事、洗濯を自分ですることの大変さを知りました。プログラムの勉強以外ではボストンの街並みを観光できるプロジェクトが組まれており、希望者が参加する形で美術館、野球の試合、街並みをいろいろな友人と引率の大学の方と一緒に行きました。基本一人でキャンパス外には出てはいけないので、寮の仲間と共に外食、映画、モールにも行くことはできました。大学から地下鉄を利用して近郊へ遊びに行き、現地をより楽しむこともできました。大きな敷地のキャンパス内では一人で散歩をしたり、川べりで本を読んだりと自分の時間も大切にすることができリフレッシュしながら過ごしていました。また日本に興味を持っている友達が多かったので、私が企画していた日本の和菓子も紹介する機会が持てて、本当に嬉しかったです。今回の留学では医学への勉強の面白さ、一人暮らしの大変さ、判断力の向上、一人の時間の過ごし方を体験する事ができ、これからの目標に向けて活かしていきたいと思います。