留学大図鑑 留学大図鑑

大須賀 雫

出身・在学高校:
国府台女子学院高等部
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
在籍企業・組織:


最終更新日:2024年03月05日 初回執筆日:2024年03月05日

アメリカダンサーはとにかく大胆!!?

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Millennium Dance Complex
  • アメリカ合衆国
  • ロサンゼルス
留学期間:
1ヶ月
総費用:
1,000,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 410,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<英検2級> 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル

留学内容

<全体テーマ>
生の本場のアメリカダンサーの指導技術・スキルを盗む
3つのそれぞれのスタジオ(Millenium Dance Complex、playground LA、eightyeight)の特性を理解した上でレッスンを受け、ダンスのスキル向上と、指導方法を学ぶ
<探求テーマ>
日本の繊細さとアメリカの迫力感の要因
<仮説>
筋肉などの体つきの違い
<結果>
生まれ持つ体つきの違いののみならず、内面の違いも影響していた。
具体的には、音楽にも見られるような思想の違いによって、大胆さに差が生まれている。文化の違いであった。

留学の動機

留学を決意する前に、その頃学んでいたことと私がやりたいことが少し違うなと感じていました。
そして、あるダンスコンテストで優勝したチームは凄まじく揃っていましたが、演目にその先の意図を見つけることができなかった私は結果に納得できませんでした。演目のコンセプトを伝えることに重きを置いて、完成した肉体のダンスに表情表現が乗っかったダンスをするためにダンス留学を決意しました。

成果

あるコンテダンサーは大雑把な振りを取り入れ、生徒さん達が曲に追いついていなかったりなど踊りが不完全な人が多いのに、”様になる”人が多かったことに衝撃を受けました。見れるもの、見たくなるもの、”不完全さ”がダンスを魅力的にしている。先生の踊り方を吸収して精密に再現する日本人ダンサーには、生で見ないと良さを理解できない魅力だと感じました。

ついた力

挑戦力

全員が四方八方を向いてまずは首だけ、次に緩急を付けながら胸、さらに腕、お尻、床といったまるで解体作業のフリーの時間がありました。初めは自然と次の動きに体が動くといった能力は私にはないと怖気付いていましたが、初めての挑戦にぶつかる好奇心とその先の可能性に気がついた2回目のレッスンで挑戦をしました。その後は緩急を意識できる余裕も産まれました。

今後の展望

これは事後研修で出会った仲間から学んだことですが、自分という存在を強くするためには挑戦をたくさんすることが大切です。失敗しても成功しても刺激的な出来事として積み上げていく”行動力の若さ”を保っていきたいと思います。

留学スケジュール

2023年
7月~
2023年
8月

アメリカ合衆国(ロサンゼルス)

語学学校には行かずに、自分で好きにレッスンスケジュールを立てられるエージェントを選びました。日本人が多い学生寮で自炊をしつつ、スーパーで買ったアイスでパーティーをするほどの仲の良いルームメイトと楽しく生活しました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

憧れのダンサーに教わる嬉しさを実感しました!
ミュージカルといえばレ・ミゼラブル!!
陽気で楽しいダンサーが多く楽しかったです!
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

留学中にやってしまった、私の失敗談

無事アメリカに到着し、次の日は活動初日!そんな大切な日にやらかしてしまいました。飛行機内では寝ることがでなかったので家を出てから計40時間活動しっぱなしでした。次の日の朝1に人との約束があったにもかかわらず寝坊をしてしまいました。約束の相手は私に完全に非があるにも関わらず、優しく対応してくださいました。
同日、その方にスタジオに案内してもらい、帰りは1人で帰ることにしました。レッスン後カバンを覗いたらなんとパスカード(Suicaの様なもの)が無い!
その後は地下鉄まで歩き、マリファナの匂いに怯えながらもスマホにパスカードアプリを落とし、なんとか入金をして改札を通りました。
スリルな一日でした!

パスカードを忘れ歩く私。黄色いキャラクター見つけられますか?
これで2000円以上。買い物には注意してください!

笑いあり、涙あり!留学中にあった、すごいエピソード

夜21時頃にルームメイト達と現地のハンバーガーチェーン店・In N Outに行きました。
すると店内には見回りの警察官がいました。私たちが座ったテーブル席の近くにいたので何度か目線が会いました。すると、話しかけてくれました。日本人の女の子たちだけでいることに心配してくれたのだと思います。すると警察官はレジカウンターで店員に何か言うと、お店の帽子を私たちにプレゼントしてくれました。今思うと、素敵な巡り合わせだったし、お店の帽子をもらえるって知らない人達からしたら最高のお土産をもらったのでは?と嬉しかったです。
その警官はハンバーガーを1つ注文した後に、食べながらお店を出ていきました!どうやらその日の勤務は終了したようです。
※留学先の状況に合わせて夜はくれぐれも気をつけて行動してください!

In N Outの帰り道

公道は常にサバイバル

  • 生活 : 治安・安全

私が滞在したロサンゼルスにはホームレスの方がたくさんいらっしゃいます。中には、通り過ぎる人達へリアクションをする人もいました。
私は、寮から地下鉄まで徒歩で20分かけていました。その間には道路にて、ホームレスの方に怒鳴られたり道にテントが並んでいる所を見つけたりしました。日本人はわかりやすいので、声をかけられがちです。そんな毎日に怖い思いをするかもと怯えていましたが、サングラスをかけると、声をかけられることも無くなりました。それだけでなく、駅前の観光客の勧誘にも声をかけられなくなりました。
アメリカの地下鉄は危ないと言われていますが、具体的な状況は現地に行かないと分かりません。日本に慣れている私にとって、アメリカに行くまではスタジオへの道中が怖くて足がすくみそうでしたが、実際には盗難などへの対策を万全にしたので安全に帰ってこられました。

ハリウッド・ハイランド通り
駅構内の様子

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学に興味を持った瞬間がチャンスだと思います!
私が留学を決心する前に迷ってしまった理由のひとつは、ダンス留学は語学留学とは違って趣味に関する留学だから価値が低いと決めつけられることが嫌だからでした。しかし、トビタテのスポーツ・芸術コースに採用してもらえたことで、ダンス留学の価値が認められた気がしました。留学には”普通”も”価値が低い”もありません!ぜひ海外体験を楽しんでください!