留学大図鑑 留学大図鑑


最終更新日:2023年12月28日 初回執筆日:2023年12月28日

すべては大好きなバレエのために!

留学テーマ・分野:
専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Joffrey Ballet School(ジョフリーバレエスクール)
  • アメリカ合衆国
  • ニューヨーク
留学期間:
19日間
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 410,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<英検 2級> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<英検 2級>

留学内容

私は主に3つの目的を持って留学しました。バレエの技術と表現力の習得、留学先での積極的な交流、舞台鑑賞や美術館を訪れるなどの文化体験です。
 1つ目は、バレエのレッスンを受けることです。日本では学校が終わってからようやくバレエのレッスンに行くというのが普通です。いつも時間に追われて、もっと練習時間がほしいと思います。留学中、平日は朝9時から夕方5時までコンディショニングクラスやバレエテクニッククラス、ポアントクラス、レパートリークラス、コンテンポラリーバレエクラス、パドドゥクラスなどのクラスを受講しました。本当に幸せな時間でした。
 2つ目は、私から積極的に話しかけて友達をたくさん作ることです。バレエには国境がなく、助け合い、競いあえる友達がいたことでより内容の詰まったレッスンになりました。
 3つ目は、現地で舞台を見たり、美術館に行くことです。バレエ以外のこともすべてバレエにつながります。休日はブロードウェイやJoffrey Ballet Schoolの他のサマースクールに参加した子たちのパフォーマンスを観に行ったり、セントラルパークを散歩したり、メトロポリタン美術館やMoMA、フリックマディソンなどの美術館に行ったり、ニューヨーク中のバレエショップをまわるなど、時間の許す限り生のニューヨークを感じてきました。

留学の動機

私はバレエが大好きで、将来は世界で活躍するバレエダンサーになりたいです。バレエだけに集中できる環境でクラシックバレエに加えてコンテンポラリーダンスや様々なレパートリーを学び、舞台鑑賞や美術館を訪れて、表現力につなげたいと思いました。また、私は怪我なく長く踊って技術を磨いていきたいので、ボディコンディショニングも必要だと感じ、これらを海外のバレエ学校で集中して学びたいと思い、留学を決意しました。

成果

最前列の真ん中に場所をとったり、その日学んだことを書き出して、それを見直してからレッスンを受けるなどをしていると先生方によりみて頂けるようになり、技術を高めることができました。また、25%の年間スカラシップも頂くことができました。周りの子たちは手足も長く恵まれた体格という中でしたが、容姿だけでなくレッスンの内容をみてスカラシップを頂けたことは本当に嬉しかったです。

ついた力

全力

コンテンポラリークラスでついていくのに必死だということがとても悔しく、待ち時間は常に練習していて、やっとできてきたと思うと先生や振付が変わり、なぜ今⁉ということが何度もありました。ですが、レッスン後にも先生が教えてくださって次第にクラシックバレエのクラスと同じように自信を持って最前列の真ん中に進み出るようになりました。全力だと自分で思っていても、その先にはまだまだ全力があるのでもっと突き進みます。

今後の展望

海外の大学に進学したいと考えています。そして、私にとって一番良い働き方を見つけていきたいです。私にとっての一番良い働き方は時間や場所に縛られず高収入で、その時間とお金でバレエに費やすというものです。そのために日々のレッスンに加えて英語、ドイツ語などの語学や自炊、洗濯、掃除などを身につけて自分で生活できるようにします。

留学スケジュール

2023年
7月~
2023年
8月

アメリカ合衆国(ニューヨーク)

平日のスケジュール

・月曜日
9:00~9:30 オリエンテーション
9:30~11:00 バレエテクニッククラス
11:15~12:15 ポアントクラス
13:15~14:45 バレエレパートリークラス
15:00~16:30 コンテンポラリーバレエクラス

・火~木曜日
9:30~10:00 コンディショニングクラス
10:00~11:30 バレエテクニッククラス
11:45~12:45 ポアントクラス
13:30~15:00 コンテンポラリーバレエクラス
15:15~16:45 バレエレパートリークラス

・金曜日
9:30~11:00 バレエテクニッククラス
11:15~12:15 先生と生徒でのミーティング
13:00~14:30 パドドゥクラス
14:45~16:15 バレエレパートリークラス

土日は舞台鑑賞や美術館、ショップ巡りをしました。
毎日の記録、ストレッチやトレーニング、マッサージに加えてご飯の準備や洗濯などは、慣れるほどはやくなっていきました。
健康第一だったので毎日5:50起床、22:00までには就寝するようにしていました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

ニューヨーク近代美術館(MoMA)にて
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

あなたにとって留学とは?

留学前は日々の生活で精一杯な中、色々な準備や下調べ、買い出し、勉強などすることが山積みになってとても大変ですが、その努力以上のものを得ることができます。これは今この瞬間しかできない、とその時自分にできる精一杯を出す機会が留学中は格段に増えるため、内容の濃い毎日を過ごすことができたり、留学は自分だけの問題ではなく、本当にたくさんの人に助けて頂いて、応援して頂いて行かせてもらっているのだから少しでも多く吸収して帰ってこよう、という良い緊張感から自身のレベルアップにつながります。また、困難に直面したときに乗り越えられたことは大きな自信にもつながり、よりやる気に満ち溢れるようになります。
 そして、学ぶことももちろん多くありますが、どんな留学をしたとしてもみんな得ることができるもの、エネルギーによって活きている人間になることができると思います。今では技術はオンラインで学ぶこともできますが、五感を最大限に使って生で感じ取ることは必ず必要だと感じます。自分が新しい環境に飛び込むときには勇気や根性、努力も必要です。思うようにいかないことがあったしても、旅行ではなく留学なんだ、大変なのはみんな同じだと自分を奮い立たせるその過程は、自分の軸をより強靭なものにしてくれます。学びに行ったこと以外の面でも、人間として大きく成長することができる最高の機会です。

念願のブロードウェイ、ニューアムステルダム劇場にて

踊るための私なりの食事管理

  • 生活 : 食事

私は朝食と夕食のみの食事プランに申し込んでいたのですが、量が多くてジャンクだったので半分を取り分けて昼食にしたり、朝食と夕食を入れ替えるなどをして調整していました。いかに食べ物を捨てずに体型維持とエネルギー摂取のためにやりくりするかは計算が大変でしたが、やりがいのある作業でした。そして、オレンジやリンゴなどのフルーツにとても助けられました。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学先では周りの人は誰も今までのあなたを知りません。あなたについてわかることはその瞬間のあなたの様子だけです。そんな環境だからこそできることをとにかく全力で楽しんで取り組んでください!私も今できるベストを日々出していきます!