留学内容
私は児童虐待をテーマに、アメリカ合衆国カリフォルニア州で探究活動をしました。現地では、Child Abuse Prevention Councilという団体へのインタービュー活動や、The Lisa Prejectという児童虐待の体験型アクティビティに参加しました。また、平日の午前中は主にTOEFL【ITP】の勉強、つまり語学留学をもう1つの軸に活動。合間を縫って、サンフランシスコ、フレズノのガーデン、ヨセミテ国立公園に訪れました。
最終更新日:2024年02月26日 初回執筆日:2024年02月26日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
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英語 | 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<英検2級> | → | 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル |
私は児童虐待をテーマに、アメリカ合衆国カリフォルニア州で探究活動をしました。現地では、Child Abuse Prevention Councilという団体へのインタービュー活動や、The Lisa Prejectという児童虐待の体験型アクティビティに参加しました。また、平日の午前中は主にTOEFL【ITP】の勉強、つまり語学留学をもう1つの軸に活動。合間を縫って、サンフランシスコ、フレズノのガーデン、ヨセミテ国立公園に訪れました。
いきなりですが、私は土日を上手に過ごす事が苦手です。つい有意義さを求めては、簡単に手に取れる、且つ学生ならば推奨される〝勉強〟に逃げていました。一見良い行動のように思われますが、個人的には目的もなく勉強だけをする学生生活に対してあまり良い印象がありません。そのため、日常を脱却すべく、留学を試みたのが主な理由です。
一つは、今まで苦手意識のあった宗教への固定観念を壊す事が出来た、というのが成果として挙げられます。しかし、計画を現地で形にする事のハードルの高さや、現地に行っても、自分の行動次第で日本にいる時と同じ様な悩みは生まれるのだ、と思い知る事も多々ありました。そんな中、予想外の出会いに恵まれ、帰国時には後悔と感謝が入り混じる複雑な気持ちと、その後の活動への熱意を得たのは成果、ないしは誇りです。
行動重視力
環境が変化すれば何とかなる、と考えていた私にとって、現地での主体性にかける時間は、自分の弱さを再確認する事に繋がりました。勿論、環境の変化は新しい事に出会うチャンスに溢れているので、その環境でどう動くかというのが次に大事になってきます。誰もが容易に出来てしまう思考の先、行動するスキルを身に付けていくべきだ、と身に染みて感じる留学でした。
日々を充実“させにいく”、または将来の目的にとって重要な糧を“培いにいく”、事です。日本語としては違和感を感じるかもしれませんが、主体性を込めてそう叫びたいです。
2023年
10月~
2023年
10月
ホストマザーと現地の日本人大学生のお家にホームステイをしていました。ホストマザーがメキシカンの方で、想像していたアメリカ人の性格とは違ったりと、驚く場面も多々ありました。食事の提供がされない、といったトラブルがありましたが、成る可く早くにエージェントと相談したり、ホストマザーに直接話す事は勇気が要るけれど、やって良かったと今では思います。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
1970年
1月~
1970年
1月
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
現地のコミュカレで開催されたスポーツイベントに参加させてもらいました。企画運営をしていたのは、インターナショナルクラブの方々で、参加していた人も、それぞれ国も性別も定かではありません。バスケ、サッカーの2競技を全力で楽しんだアメリカの夕方、私の中で一二を争う最高の一時です。幼い頃から、いわゆる男子に分類される友人に混ざってスポーツをするのが大好きでした。しかし、成長すると共に性別でわけられる寂しさと、身体能力で勝てない悔しさは募っていく日々。参加したこのイベントでは、性別関係なく、手加減もなく、全力で思い知らされるスキルの差、懐かしさと混ぜて貰えた嬉しさで泣きました。痣が出来る度感動を覚える不思議な感覚は、密かに幸せの証拠でした。
初めて1人でアメリカのスーパーに行った時の事です。どのスーパーにしようかネットで探しながら選んだのは、スプラウツというナッツやチョコ、コーヒーの量り売りが出来る所。いざ入ってみると、食品のコーナー事に独特の香りが漂うお店で、店内ではキョロキョロしていても怪しまれると思い、緊張気味でした。いざ、量り売りのコーナーに来たのですが、袋とペン、細長い紙があるばかりで、やり方が全く分かりません。近くのポスターには、店員にお聞きください、とあるのですが、怖くてそんな事も出来ず、丁度量り売りの袋を手に取ったパパさんがいたので、盗み見てやり方を勝手に伝授してもらいました。しかし、レジに行ってこれの買い方を教えて欲しい、と店員さんに言ったところ、訝しげな顔で分かった出来るわ、と言われました。この妙な間は何だったのか、外国人だから嫌だと思われたのかと、数日はモンモンとしていました。これは後になって知った事なのですが、普通は1袋に1種類入れるはずのものを、私は1袋に値段、そして重量も異なる5種類のナッツやベリーを入れて店員さんに渡していたのです。それを知った時の私は、1番愚かなのはお前だと言われても、ぐうの音も出なかった事でしょう。
現地でお借りした自転車をパンクさせてしまった私、焦りを通り越して恐ろしい気持ちでいっぱいになりながら自転車をおして歩いていました。その早朝、ゆるゆると走るトラックに乗っていたおじいちゃんが「お前さん大丈夫か?自転車を修理してもらう必要があるのならこの道をこういってあそこに行くといい」と話しかけてくれたのです。その時の英語はスラスラと私の中に入り、勇気づけてくれました。その後、ボランティアの方を紹介して頂き、初対面ながらも何とか対応していただけないかとLINEをした所、一日で直して届けて下さいました。その日だけでなく、ボランティアの方はお家に招いて下さり、世界で起きている問題、宗教、コミュニティなどと多くの事を教えて下さり、私もそのお話の中にのめり込みました。また、私がある団体に訪問すると言った時は、君だけで向かうのは危険だ、と一日空けて送って下さった事、感謝してもしきれません。またボランティアの方は夫婦で、奥様が作って下さったブラウニーを今でも覚えています。帰国の1日前の夜、パーティーに招待して頂いたのですが、その帰り際に素敵な言葉をかけて下さる旦那さんと、旅のお供にとブラウニーを持たせて下さった奥様の事が私は大好きです。因みに、冒頭で紹介した自転車、48個程穴が空いていたらしく、旦那さんは「そんな君は有名だよ!ha-ha」と笑ってくださいました。
実は、トビタテ留学JAPANに応募する事を、母にしっかりと説明出来ていなかった、という事実があります。それでも奨学金以上にかかる膨大な費用を出して下さった母には、本当に感謝しています。しかし、皆さんが留学をする上で、もし保護者が資金を出す場合は、やはり承諾を得る必要があります。当たり前の事ですが、私という事例もありますので、改めてお伝えしたいと思いました。また、私は学校からの紹介で知ったエージェントのプログラムで留学をしました。しかし留学前には、エージェントのみならず、プログラム費用の比較はするべきだと思います。今回のプログラム費用よりも安いところがあったかもしれない、と留学中に後悔しないためにも必要なステップです。そして何よりも、どんな金額であるにせよ、心身ともに健康は大事にしつつ、全力で留学期間を過ごして欲しいと思います。全力で困り、泣いて、はっちゃけて貰えれば、金額以上の体験が出来るはずです。
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