留学内容
カリフォルニア工科大学(Caltech)のGharib Research Groupで、Visiting Undergraduate Studentとして14週間の研究インターンを行いました。留学先では、三次元粒子画像流速測定法(3D Particle Imaging Velocimetry; 3DPIV)と呼ばれる流体計測手法を学び、熱によって引き起こされる流体の混合が、眼内における薬物輸送をどのように促進するのかを実験的に調査しました。
最終更新日:2024年04月10日 初回執筆日:2024年04月10日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
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英語 | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル | → | 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル |
カリフォルニア工科大学(Caltech)のGharib Research Groupで、Visiting Undergraduate Studentとして14週間の研究インターンを行いました。留学先では、三次元粒子画像流速測定法(3D Particle Imaging Velocimetry; 3DPIV)と呼ばれる流体計測手法を学び、熱によって引き起こされる流体の混合が、眼内における薬物輸送をどのように促進するのかを実験的に調査しました。
同研究グループは、非常に高精度な流れの可視化・計測技術を有することで世界的に有名であり、Gharib教授は同分野におけるトップ研究者といっても過言ではありません。そのような世界トップレベルの研究環境に身を置き、自分がどこまで彼らの研究に貢献できるのか挑戦したいと思い、留学を志しました。
論文が公開されていないので、Caltechで具体的にどのような研究成果を挙げることができたのか、この場でご紹介することはできませんが、インターン中に面白い実験データを得ることができました。また、卒業後の進路に関わる人的ネットワークを現地で築くことができました。
アピール力
週に一度、研究室のグループミーティングがありました。大学院生やポスドクさんが、その週に行ったことや得られた成果を、(どんな些細な進捗でも)余すことなく話す姿がとても印象的でした。日本と異なり、アメリカはローコンテクスト文化の国であることを理解した上で、私もグループミーティングでは、研究の進捗状況を積極的に共有することを心掛けました。
2024年秋からCaltech Department of Mechanical and Civil EngineeringのPh.D.プログラムに進学し、現地でPh.D.の取得を目指します。今後も周囲への感謝の気持ち、謙虚さ、研究に対するワクワク感を忘れずに、アメリカで精進します。
2023年
8月~
2023年
11月
最初の2週間は、Caltechで研究を行う人は全員受講しなければならないgeneralなsafety trainingや、laser講習、3Dプリンター講習などのトレーニングを受けて終わりました。3週目から本格的に研究インターンがスタートしました。大学院生との共同研究だったので、毎週月曜日にメンターの大学院生から「今週のTo Doリスト」が共有され、そこに書かれたタスクを可能な限り消化し、その過程で得られた成果を、研究室のグループミーティングで教授に報告するという形で研究を進めていきました。面倒見の良いメンターと出会えたおかげで、楽しくproductiveな日々を過ごすことができました。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
Rice大学で研究インターン(※)を行っていた時のルームメイトとまさかの再会!渡米直前に彼女もCaltechに研究留学で来ていることを知り、連絡を取って初日にキャンパスで会いました。約一年ぶりの再会だったので積もる話に花を咲かせました。
※TOMODACHI-STEM Women’s Leadership and Research Program (参考: https://tomodachistem.rice.edu/jp/)
大学院留学支援コミュニティXPLANE(https://xplane.jp/)のSlackで、Caltechに在籍していらっしゃる日本人の先輩にDMを送りました。親切にもその方がhousingを探しているCaltech学生向けのメーリングリストに登録してくださり、その中から自分の条件に合う物件を探しました。キャンパスから1ブロックのところにあり、家賃が$1050/月という物件を運良く見つけることができました。
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