留学内容
「海外で働くために自分に足りないことは何か」をテーマとし、実際にハノイ大学の研究室で開発などの活動をすることによってテーマの解決を実現しようとした。
実際の留学では、高専で行っていた「家庭菜園の自動化」という奨励研究をハノイ大学情報工学科の研究室に持ち込んで協力開発を行ったり、大学内の講義を受けたり様々な活動を行いつつ自分の力不足を感じることが出来た。
最終更新日:2025年03月05日 初回執筆日:2025年03月05日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
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英語 | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<英検2級> | → | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル |
「海外で働くために自分に足りないことは何か」をテーマとし、実際にハノイ大学の研究室で開発などの活動をすることによってテーマの解決を実現しようとした。
実際の留学では、高専で行っていた「家庭菜園の自動化」という奨励研究をハノイ大学情報工学科の研究室に持ち込んで協力開発を行ったり、大学内の講義を受けたり様々な活動を行いつつ自分の力不足を感じることが出来た。
トビタテ生として留学した同級生の発表を見てかっこいいと思ったのが主な動機。
また、祖父母が父方、母方ともに農業を営んでおり、尚且つ自分が高専に通っていたために、農作業の自動化などに重要な技術であるIoTに興味/関心があったのも一つの動機。
奨励研究で開発を進めつつ、大学内の様々な講義を受講し自分の英語力及び知識に自信を持つことが出来た。また、私生活では運よく中国・インド・ベトナムなど様々な国の人と交流することができ、文化の違いを体感した。作成したアプリ及びその機能はGighubに公開してある。(URL:https://github.com/Luminir/IOT-automate-cucumber-growing-project)
やり遂げる力
留学前は、トビタテへの応募、大学への留学申請、飛行機・保険・宿泊先の手配など、初めてのことばかりでしたが、すべて自分で考え、行動し、実現しました。
留学中も、初めて扱うライブラリのエラー処理に丸4日かけて対応したり、自分で立ち上げた研究を何とか期間内に形にするなど、試行錯誤を重ねました。
これらの経験を通じて、最後までやり遂げる力(実行力)を培うことが出来ました。
留学を経て分かった「専門用語」などの英語力や単純なプログラミングのための知識の不足を改善するために今後も国際交流を続けていきながら特に専門用語の英語学習に注力し、又、実践的な開発をさらに重ねてプログラミングのための知識・経験を積んでいきたいと思う。
2024年
9月~
2024年
10月
ハノイ大学情報工学科の研究室で教授や現地学生らと高専から持ち込んだ研究を1か月間協力して開発し、Webアプリケーションを作成した。その他、大学の講義を受けたりホストファミリーとナイトマーケットに行ったり、毎日を忙しく過ごすことが出来た。
結果として、自分自身に不足しているスキルセットを見つけることが出来、又、意外にも自分の英語力/技術力といった能力が通用していることも発見でき、自信につながった。
宿泊先には中国人/インド人/ベトナム人/日本人(大阪出身)など様々な国の人々が滞在しており、互いにご飯をつくりあったりナイトマーケットに出かけることで交流を深め、文化の違いを体感し、知見を深めることが出来た。
※ハノイ大学と自身の通う学校が協定関係にあったため、授業料など大学側に払わなければならない費用はなかった。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 50,000 円 |
生活費:月額 50,000 円 |
項目:飛行機代及び留学準備代(保険/ワクチン/キャリーケースなど) 200,000 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 50,000 円 |
生活費:月額 50,000 円 |
項目:飛行機代及び留学準備代(保険/ワクチン/キャリーケースなど) 200,000 円 |
夜のナイトマーケットを一人で散策していた際、犬の上半身を丸焼きにしながら店頭に並べ、犬肉を販売している売店を見つけた。さらに、ローカルな飲食店で食事をした際、メニューに「犬の軟骨」と書かれているのを見つけるなど、犬を料理として提供している店が多くあり、この文化には大きな驚きを感じた。
また、食事の価格は非常に安いものの、トイレのすぐ横で調理していたり、肉団子に髪の毛が入っていたりと、衛生面での考え方の違いも実感した。
さらに、フルーツに塩をかけて食べる習慣や、バイク社会の様子など、日本では経験したことのない文化に触れることができ、貴重な体験となった。
特に驚いたのは犬食文化で、最もお世話になった食べ物はバインミーでした。
留学を考え始めた当初は、「やりたいことをもとに探究できる大学を探し、その大学に留学できるかどうか確認を取る」という方法で留学先を探していました。しかし、このやり方では必要以上に時間がかかり、思うように自分に合った留学先を見つけることができず、結果として1~2年次での留学を諦めることになりました。
それでも3年生になってどうしても留学を実現させたいと考え、高専の先生に相談したところ、意外にも多くの協定大学や高校への留学が可能であることが分かりました。そこで、これらの選択肢の中から自分の興味のある研究室を探し、最終的に留学を実現させることができました。
もし留学したいけど行きたい場所が見つからないと困っているのであれば、とりあえず協定校などの留学が他の場所と比べ楽に実現できる大学/高校を探しその中に自分が行きたい場所がないか探してみることを強くお勧めします。
私の帰りの便は仁川国際空港での乗り継ぎが必要だったのですが、この便の予約時、「スルーバゲージ不可で乗り継ぎの間時間は2時間55分」という文のスルーバゲージ不可を見落としておりすごく胃の痛くなる思いをしました。スルーバゲージ不可というのは、「乗り継ぎの際は入国してから荷物を受け取って、出国手続きをして自分で乗り継ぐ飛行機に荷物を預けてね」というものです。仁川国際空港は大きな空港であるため人も多く乗り継ぎにものすごく時間がかかります。私の場合は、可能な限り急いだのですが2時間55分の乗り継ぎ時間があったにもかかわらず飛行機の搭乗終了5分前でギリギリ飛行機に乗ることが出来ました。なので、飛行機の乗り継ぎを行う際は乗り継ぎ間隔は余裕をもって3~4時間、もしくはスルーバゲージ不可のものを選ばないようにすることをお勧めします。