留学大図鑑 留学大図鑑

北野 太陽

出身・在学高校:
鳥取県米子北斗高等学校
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
在籍企業・組織:


最終更新日:2025年11月25日 初回執筆日:2025年11月25日

「信仰」と「宇宙」の繋がりを探る

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • アストロキャンプ
  • アメリカ合衆国
  • カリフォルニア
留学期間:
17日間
総費用:
1,500,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 510,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル<英検3級> 挨拶など基本的な会話ができるレベル<英検3級>

留学内容

私は「信仰」と「宇宙」はどのような繋がりを持つのか?を探るため、今回アメリカに留学しました。
アメリカは、人種の数だけ宗教の信仰も盛んです。キリスト教以外にも様々な考え、詰まるところ信仰があります。全米から集まるアメリカの学生や地域の人たちからアンケートを行ない、アメリカの人々の信仰と宇宙への考え方を知るため計画を立てました。
アンケートは日本とアメリカ、両国で行いました。国が違えば考え方の違いや特徴があるのかどうか。日本で101名、アメリカで66名もの方々にアンケートを協力してもらいました。
私は、考えられる回答として、宇宙の中でも、ブラックホールやダークマター、火星、ビッグバンに興味があるという回答があるのではないか、また宇宙が好きな理由として、面白い、未知を探求したい、好きだからといった答えを想定していました。

留学の動機

一つ目に、宇宙が好きだから。それ故に宇宙に対する知見を更に深めていきたい。その中で今回は、今の宇宙観が形成されるに於いて、どの様な歴史を人類は歩んで来たのか、もっと知りたいと思った為。
二つ目に、「チ。-地球の運動について-」というアニメを見た時に思った、人々の探究心がどこから生まれたのか疑問を探りたい。
最後に、科学者になるという夢を叶える礎の一つとするからです。

成果

前述のように日本101人、アメリカ66人にアンケートを行うことに成功することができました。このアンケート結果により、アメリカは私が思っているよりずっと、無神論者が多いということ。
更に、昔の人々の宇宙への探求の原動力は神の偉業を知るためだったのかもしれないが、現代の人々の原動力は、知的好奇心と真理への探究心なのかもしれない、と感じた。また、大切な友人も一人出来た。

ついた力

傍若無人力

何も言わなければ成果は出せません。
何も行動しなければ得られるものも得られません。
だからこそ、敢えて空気を読まずに率先して行動をしなければなりません。
直接伝える力を養うことが出来ました。

今後の展望

私は、宇宙の真理を知りたい。
そのために、まずは大学で宇宙物理を学んでいく。
世界中のより多くの人々に、少しでも興味を持ってもらえるよう、
また、知識を持っている人にも、一緒に、より専門的な知見を探っていきたい。
今回の留学から、人が何かに興味を持つには一定以上の法則性があることが見られた。
ならばその法則性をエヴァ活に生かせるのではないかと思い至った為、このような課題を打ち立てた。

留学スケジュール

2025年
7月~
2025年
7月

アメリカ合衆国(カリフォルニアアイディルワイルド都市)

アイディルワイルド都市で7月13日から7月​27日までアストロキャンプで米国の小学生から高校生たちと共に生活しました。
結果、自身の精神的な成長を感じた。また現地の友人と、日ごとに変わるイベントに参加し親睦を深めました。
7月27日から7月29日は、コスタメサでホームステイを実施し、アンバサダー活動を実施しました。
また、留学の仲介者と共に別の留学生と触れ合うこともしました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

ロケット(発射時をカメラで捉えられなかった)
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

留学前後での、自分の変化

私はこの留学でたくさんの思い出を作ってきた。その中でもアストロキャンプでの思い出が一番強い。
私が経験した最高に喜ばしかった経験は、非常に簡易のロケットを飛ばしたことである。
特に難しい作りをしている訳ではない。
日本でも作ることは出来るであろう。
しかし日本では決して出来ないことをした。
火薬を使って、飛ばしたのだ。
一番高く飛んだ。
あくまで同サイズのロケットを比較してであるが。
自身が作成したものが宙空を翔ける。
これに心踊らない筈が無かった。
私はあの瞬間を忘れない。
他にもたくさんの思い出に囲まれている。
友と初めて言葉を交わした日。初めて授業を受けた日。
イベントを通して一緒に共同作業をした日。そのどれもが特別な日だった。
 私は今回の留学を経験するまで、学校行事というものに関して特に、これといった関心もなく、ひたすらに趣味に没頭した生活を送っていた。
しかし留学に行ったことで、少々心境の変化が生じた。
この時が、少し勿体無いと思うようになった。
それ故に、これまでよりも学校の行事と言うものにより深く関わっている。

トビタテで撮った後ろ姿

果たして何が重要か?

  • 語学力 : 英語

留学時にその国の言語を学ぶことを怠る人々はほとんどいないだろう。
皆、何かしらのツールを使って言語学習をするはずだ。
その中で私は英語圏であるアメリカへと渡った。
そしてまず私が言っておきたいことがある。
Duolingoをやりましょう。
学校教育には学校教育の良さが確かにある。
しかしそれでは、驚くほど現地では対応できない。
言葉を作ろうとすればするほど、何を言えばよいのか分からなくなり、
とりあえず何か言おうとしても、逡巡が頭の中を駆け巡る。
結果なにも言葉を発しない「自分の意思がない人」になってしまう。
だから、とりあえず、基本的な表現をしっかりと固めてDuolingoを行いましょう。
英語は話せないけど、「留学に行きたい」という人向けに。

留学前にやっておけばよかったこと

とにかく英語。
単語でも文法でもリスニングでも、理想的には全てした方がいいが、取り敢えず何でもいいから学校で英語無双ができるレベルで極めた方が良い。
じゃないと楽しさが半減する。

留学を勧める・勧めない理由

今の自分で良いのだろうか。社会の歯車としてどんどん矯正されていくのだろうかと、自身の存在意義を見失った人間は行ったほうがいい。
​行った当初は留学をして正解だっただろうかと思うかも知れないが、日本に帰ってきて数週間後に気付く。
自身の身体に異なる血が流れている事に愕然とする。
しかしそうして一歩を踏み出せる。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学はその準備も含めて分からないことだらけで、苦労も失敗も嫌というほど経験するでしょう。そんな時は両親を頼ってみてください。友人を頼ってみてください。教師を頼ってみてください。
人に助けてもらったほうが、一人でやるより上手くいく。結果として実りある留学にしやすい。
それが私からの助言であり、忠告です。
それでは、貴方達の航路に溢れんばかりの実りと喜びがあらんことを。
いってらっしゃい。