留学内容
ランドスケープアーキテクチュア(Landscape Architecture)という学問を学びに米国大学院(ワシントン大学大学院ランドスケープアーキテクチュア学科)へ留学しました。米国ではこの分野の先進的な教育も充実しています。
米国シアトルは特に自然の有する防災や水質浄化などの力を積極的に利用した環境配慮型のまちづくりがさかんであり、シアトルにあるワシントン大学大学院ランドスケープ学科もUrban Ecolgical Designやグリーンインフラといった生態学視点からの都市デザインに強いため、留学先にここを選びました。
また、イエローストーン国立公園のプロフェッショナルガイドツアー会社でインターンシップを行いました。これは私の目標の一つである「地方都市において地域資源を活用し活性化に寄与するまちづくりの展開」について学ぶためです。
日本ではインバウンド観光に関する政策が更に展開しつつあり、その中で環境省は今後国立公園への外国人観光客集客増加を目指しています。国立公園はいわば地方活性化につながる大きな地域資源です。
毎年世界中から観光客が訪れるアメリカのイエローストーン国立公園において、先進的なガイドツアーの事例を学ぶこと、地域の景観を生かしたまちづくりを先進事例として学び、日本の地方の観光振興やまちづくりの展開へ向けた方策の検討を行いました。