さら

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最終更新日:2026年07月21日 初回執筆日:2026年07月21日

アメリカで学ぶ学際的な言語学研究

留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • カリフォルニア大学サンタクルーズ校言語学部
  • アメリカ合衆国
  • サンタクルーズ
留学期間:
6ヶ月
総費用:
3,000,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 1,310,000円
  • 民間団体の奨学金 1,260,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEFL100点> 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル

留学内容

私は、言語学をより学際的な視点から学ぶことを目的として、アメリカのカリフォルニア大学サンタクルーズ校に約6か月間留学しました。現地では、授業での学修に加え、研究活動や実践活動にも積極的に取り組みました。
学習面では、自身の専門分野だけでなく隣接する言語学分野の講義を履修し、多角的な視点から言語研究を捉える機会を得ました。また、研究プロジェクトへの参加、現地研究会での発表、実験を伴う研究活動、さらに言語研究に関するボランティア活動などを通じて、幅広い経験を積むことができました。

留学の動機

留学を志したきっかけは、日本では理論言語学における様々な分野を横断的に学ぶ機会が限られていると感じたことでした。言語学は複数の分野が相互に関わり合う学問であり、学際的な視点を持つことが研究の発展や社会の理解向上につながると考えるようになりました。そこで、自身の専門分野はもちろん、関連する分野についても体系的に学べる教育環境を求めて、アメリカへの留学を決意しました。

成果

複数分野のインターフェイス研究のプロジェクトに参加することで、異なる視点から言語現象を捉え、分析する手法を身につけることができました。また、日本で取り組んでいた研究についても現地の研究会で発表する機会をいただき、異なる学術的バックグラウンドを持つ研究者や学生との議論を通じて、多くの学びを得ることができました。

ついた力

挑戦する力

最も大きく成長したと感じるのは、十分な知識や経験がない状況でも、周囲の力を借りて挑戦する姿勢です。専門分野以外については殆ど知識のない状態で授業や研究活動に参加しましたが、努力を惜しまない姿勢を示すことで先生にも意欲を認めてもらい、沢山助けていただきながら学ぶことができました。経験不足を理由に諦めるのではなく、周囲からの信頼を勝ち取りながら挑戦する力が身に着いたと思います。

今後の展望

まずは修士課程での研究を着実に進め、留学を通して関心を持った分野についても専門性を高めることが必要だと感じています。将来的には異なる分野や社会との繋がりを重視する言語学研究・言語教育の在り方を日本にも還元できればと思っています。

留学スケジュール

2025年
9月~
2026年
3月

アメリカ合衆国(サンタクルーズ)

半年間で30単位分の授業の履修に加えて、2つの研究プロジェクトと2つの実験(実験者・被験者)に携わりました。また、日本で行っていた研究を現地の研究会で発表することもできました。
さらに、6人用アパートメントでルームメイト・ハウスメイトと暮らし、文化や生活習慣が全く異なる相手と共同生活を送ったことも、貴重な経験となりました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

居住していたアパート前の景色。とても自然豊かな環境でした
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

留学中に手に入れた、今でも大事にしているもの

留学を通して手に入れた最も大切なものは、現地の研究室で出会った友人たちだと思います。アメリカの大学院の制度上、「同期」としてともに学んだ仲間たちは、年齢はもちろん、専門分野や修士号の有無などを含めて、学問的なバックグラウンドも大きく異なりました。それでも、それぞれの得意なことを活かしながら、学び合い、教え合い、励まし合うことで、たった半年間という短い時間ながらもとても強い絆で結ばれたように思います。私自身は留学生の立場でしたが、私を含めた同期間のグループチャットは今も絶えず動き、月に1度はオンラインで通話をして、研究のことや将来のことを語り合っています。

毎日夜遅くまで語り合った研究室のある建物

制度の壁を乗り越える!

  • 留学先探し : 大学院

今回の留学では経済的な事情などから「交換留学」という形を選択しました。しかし、大学院生の交換留学は一般的ではなく、日本で大学院に所属していても留学先では学部生として受け入れられる、履修できる授業や研究活動にも限りがあるなど、制度上様々な制約がありました。
私自身も当初はそのような扱いとなる予定でしたが、自身の目標を実現するため、渡航前から留学先と継続的に相談を重ね、1学期目には特例として大学院の授業を受講する機会を得ることができました。さらに、授業での真摯に学ぶ姿勢や研究への取り組み方を評価してもらえたことで、2学期目には大学院の授業を中心に履修するとともに、指導教員の下でより深く研究活動に参加することができました。
こうした経験を通じて、制度上困難に思えることであっても、目標を明確に持ち粘り強く交渉を続けること、そして実際の行動や努力によって意欲を示すことで、壁を乗り越えることができると実感しました。

これから留学へ行く人へのメッセージ

この留学を通して強く感じたのは、何か飛び抜けた才能や経済力がなければ挑戦できないということは決してないということです。「自分にはお金や才能がないから」と最初から諦めるのではなく、今できることを精一杯積み重ね、その成果や思いを自分の言葉で伝えてみてください。そうした努力が、新しい挑戦への扉を開いてくれることと思います。