留学内容
パルスパワーを用いたがん治療法の研究を行った。 パルスパワーを適当な条件で動物細胞に印加すると、特定の薬を使ったときにのみ起こるような生体応答や、これまで見たこともないような現象が細胞の中で起こります。 ということは、パルスパワーというユニークな物理刺激は,薬の代わりに使えるかもしれませんし、新しい生命現象を引き出すためのツールとして医療に応用できるかもしれません。
最終更新日:2017年05月19日 初回執筆日:2017年05月19日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
---|---|---|---|
英語 | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<715> | → | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<770> |
パルスパワーを用いたがん治療法の研究を行った。 パルスパワーを適当な条件で動物細胞に印加すると、特定の薬を使ったときにのみ起こるような生体応答や、これまで見たこともないような現象が細胞の中で起こります。 ということは、パルスパワーというユニークな物理刺激は,薬の代わりに使えるかもしれませんし、新しい生命現象を引き出すためのツールとして医療に応用できるかもしれません。
1. 私が本格的に留学を意識し始めたのは、大学3年の前期でした。勝木先生が講義で「英語をしっかり勉強しておきなさい。 もう外国人と当たり前に仕事をしていかなければならない時代なんだ。」と、研究者とは何かについて熱く語ってくださいました。 将来、 国際的に活躍できる研究者を目指すために、研究留学を決意しました。
・国際学術論文執筆に必要なデータを得た
・多くのディスカッションを重ね英語力が向上した
・エンジニアとして主体的に実験活動を行うことができた
・現地で多くの友人ができた
行動、精神、努力力
留学中は多くの困難に直面した。その困難を乗り越えるためにも自ら必要な情報を取得し、周りからのサポートを受けるために交渉することをした。困難を乗り越えることはタフなことであるが、それらを通して精神力が鍛えられた。また、日々成長していくためにも努力を欠かさず研究活動を行うことができた。
・国際学術誌への論文投稿2件
・国際学会への参加
・マネージメント力を鍛える
・エンジニア力を鍛える
・英語力の向上
2016年
8月~
2017年
2月
2016年8月〜2017年3月までアメリカのオールドドミニオン大学の研究所で研究留学を行った。留学中は、パルスパワーを用いた新がん治療法を確立すべく、日々実験に明け暮れた。多くの研究者とディスカションを交わすことで、学術的な知識はもちろん、ディスカッション力を身に付けることができた。学校から家が近かったため、朝9時からよる7時くらいまで実験や論文を読み、家に帰るとすべて自由時間に使った。また、英語の授業をとり、さまざまなトピックで会話ができるように少し成長した気がします。
学費:納入総額 270,000 円 |
住居費:月額 350,000 円 |
生活費:月額 350,000 円 |
項目:娯楽費、飛行機代、所々出費 500,000 円 |
学費:納入総額 270,000 円 |
住居費:月額 350,000 円 |
生活費:月額 350,000 円 |
項目:娯楽費、飛行機代、所々出費 500,000 円 |
留学中は周りに日本人が少なかったため、私はつねに外国人(日本人)と意識して生活していた。また、アメリカでは日本製の車が多く走っているため、日本の技術力の高さに驚かされた。留学を通して、日本の良さをしい確認する良い機会となった。日本人だけが持っている良さ・悪さに気付かされ、それらは国際社会で武器にも弱みにもなり得るんだと感じた。日本人の特徴である謙虚さは、時には振りに働くこともあるが、信頼関係を築く時には大いに強みとして働くのではないかと感じた。留学中は、日本人であることに誇りを持つことができた。
事件は留学初日のことであった。私は成田空港から、アトランタ国際空港に到着し、飛行機の乗り継ぎ手続きを行っていた。その日はバケーションシーズンで多くの旅行者で空港はごった返していた。結局、ゲトを通過しセキュリティに向かうのに4時間かかり、次の飛行機まで後15分しかない状況だった。そこで私は焦ってしまった。セキュリティのところで、リュックを置き忘れ飛行機に乗ってしまったのだ。そのリュクの中には、キャリーバックを開けるための鍵が入っていた。結局そのひは、自分のキャリーバックをおけることもできず、財布もリュックだったため一文無しで、ホテルに泊まった。次の日クレジットカードの停止手続きを電話で行い、デルタ航空に電話をしリュックをみつけてくれないか頼んだ。幸いにも次の日ルックが見つかり、1週間後リュックが届いた。この失態を経験したことで良いこともあったと私は振り返る。英語での初めての電話、一人でパニックになりながらもなんとか状況を英語ですることを通して少し成長できた自分がいたからだ。
留学とは自分が成長し、将来なりたい自分になるための通過点であった。留学をただの出来事で終わらすのではなく、留学前から綿密に準備を行い最善の努力をできたことは留学で良いスタートを切ることができた。特に留学中は、経験したことのない多くの出来事に触れることができて何事にも物怖じしない強い精神を身に付けることができたような気がする。この留学を通して、常に目標を心の中に掲げ、ひたむきに努力する大切さを再確認した。留学だけがすべてではなく、今自分に足りない力が留学を通して身に付けれそうであるならば、留学をすればいいだけの話しである。
私は英語学習が好きである。大学3年の時まではTOEIC中心の勉強で以下に高い点数を取るかということだけに執着していた。留学を決意してからは、研究室にいるイラン人の研究員と週一回ランゲリッジコミュニケーションを行った。その方は以前、イランで英語の先生をしていたため、英語がペラペラである。留学までに英語の勉強は欠かさなかった。しかし、留学してネイティブの英語についていけず、悔しい思いをした。日本にいた私は、英語をある程度しゃべることができ、聞くことができると勘違いしていた。結局のところ、英語に触れていた期間が圧倒的に少なかったのだ。もっと実践的な、話す、聞くの特訓を留学前にすることを強くおすすめする。
アメリカ合衆国への留学ガイドを見る