留学内容
留学の目的としては2つあった。1つ目に、脳神経に関する研究をすることだった。留学先については大学の先生に紹介していただいたため、手続き等は簡単だった。難治性てんかん患者63名の頭蓋内電極から得られた脳波の解析を行い、視覚に関する脳機能マッピングを行った。2ヶ月間の留学期間の間、パソコンで脳波の解析をしている時間が長く、研究の地道さを感じた。2つ目に、アメリカのてんかん医療について学ぶことが目的であった。留学中に留学先の病院を見て回る予定だったが、なかなか研究を終わらすことができず、病院で診療の現場を見る機会がほとんど取れなかったのが残念だった。しかし、アメリカでの医師やナースの働き方や仕事に関する考え方の違いには触れることができた。