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今村真悠

出身・在学高校:
愛媛県私立愛光高等学校
出身・在学校:
岡山大学
出身・在学学部学科:
医学部医学科
在籍企業・組織:


最終更新日:2017年10月23日 初回執筆日:2017年10月23日

免疫機構についてミシガンで学ぶ

留学テーマ・分野:
海外インターンシップ
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • University of Michigan Medical Center Departent of Pathology
  • アメリカ合衆国
  • アナーバー
留学期間:
3か月
総費用:
800,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 730,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル<TOEIC840点> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

ミシガン大学医学部に属する研究室で免疫反応に関する研究を行っていました。具体的には特定の遺伝子配列に着目し、マウスに病原体固有の遺伝子配列など炎症反応を誘発するような物質を注射して、遺伝子がどんなふうに変化するのかを遺伝子発現量などの点から見ることでその遺伝子が炎症反応にどんな機能を担っているのか特定しようとしました。そして3か月間の研究で得られたデータをもとに、ミシガン大学の研究室のほうでプレゼン発表をさせていただきました。非常に緊張しましたが、準備をする中でプレゼンのポイントや質問に答える際のちょっとしたコツなど、今後役立つことばかりを教えていただきました。

留学の動機

アメリカで行われている医療や研究について、体験してみたいと思ったからです。また、留学してみたいと思いながらもカリキュラム上なかなか機会がなく、今回の期間がいいチャンスだと思ったからです。

成果

研究室では炎症反応の機序について自分の目で見て深く学ぶことができました。また、アメリカで働く日本人医師達と知り合いアメリカでの働き方について話をきくことができたことも自分のキャリアについて考えるいいきっかけになったと思います。

ついた力

自分からすすんで行動する力

留学中研究室での指導教官が途中で移動になってしまったことで、研究を継続するために他の研究員達にデータを持って行ってみてもらったり、次に行う実験について意見を求めたりするようになりました。話しかけて会話できるようになったことで新しい手法を教えてもらえたり大学の講義の聴講を勧めてもらったり、ミシガンのおすすめ観光スポットや休日の過ごし方等々研究には全く関係のないことまで教えてもらえました。

今後の展望

帰国後も岡山大学の方で研究を続けていきたいと思っています。ミシガンでやっていたものとは少し内容は違いますが、研究そのものを続けることで身につけた手技や考え方を維持していこうと思っています。また、岡山大学では6年次に臨床留学をすることのできる機会があるので、それに向けて専門的な語学力を磨いていこうと思っています。

留学スケジュール

2017年
5月~
2017年
7月

アメリカ合衆国(アナーバー)

ミシガン大学医学部に属する研究室で免疫反応に関する研究を行っていました。具体的には特定の遺伝子配列に着目し、マウスに病原体固有の遺伝子配列など炎症反応を誘発するような物質を注射して、その遺伝子がどんなふうに変化するのかを遺伝子発現量などの点から見ることでその遺伝子が炎症反応にどんな機能を担っているのか特定しようとしました。そして3か月間の研究で得られたデータをもとに、ミシガン大学の研究室のほうでプレゼン発表をさせていただきました。非常に緊張しましたが、準備をする中でプレゼンのポイントや質問に答える際のちょっとしたコツなど、今後役立つことばかりを教えていただきました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

225,000 円

生活費:月額

400,000 円

研究室のある建物
ラボの人たちと
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

225,000 円

生活費:月額

400,000 円

スペシャルエピソード

あなたにとって留学とは?

自分の可能性を広げることのできるチャンスであると思います。出会う人の幅、活動場所の幅が広がることで、自分の将来働く場所、分野の新たな可能性を見つけることができるとともに、留学先での出会いがきっかけとなってモチベーションが上がることもあると思います。

留学中に出会った日本人研究者たち

できるだけ会話する

  • 語学力 : 英語

留学中はホームステイをしていたのですが、はじめはホストファミリーの会話が全然理解できず、ニコニコ笑ってごまかしていることがほとんどでした。突然意見をもとめられると何も言えず、気まずい思いをすることも多かったです。ですがホストマザーから「わからない事があれば、言ってくれたら力になれるから」と言われ、話をただ聞くだけではなくて、つたない英語でも単語がわからなくても積極的に会話に参加しようと努力しました。そうすることで語学力も向上したと思うしホストファミリーとの距離も縮まったと思います。一生懸命伝えようとすると向こうも推測して会話を続けてくれたので、わからないことがあれば臆せず聞いてごまかさず、会話の機会をできるだけ増やすことが大切だなと思います。

これから留学へ行く人へのメッセージ

せっかく留学するという貴重な機会を手にしたのだから、「留学中これをやっておけばよかった」と帰国後に後悔しないように積極的に行動してください。たとえ失敗しても、やらずに後悔するよりはマシだと思います。そして、誰か人を紹介してもらえることになったらできる限りあって人脈を広げてください。留学中に出会った人たちは今後も宝になると思います。みなさんの留学が意義のあるものになることを願っております。