留学内容
大学では、日本語を母語としない人に外国語として日本語を教える日本語教育を専攻しており、言葉を「教える側」ではなく「学ぶ側」から言語教育を体験するというのがこの留学の全体のテーマでした。
タイを選んだのは、独自の文字システムを持っていること・英語圏でないこと・他の国ではほとんどタイ語が使われていないことが日本語の言語環境と似ているため、外国から日本語を学びに来る人が感じる心細さやモチベーションを自分でも疑似体験できるのではないかと考えたからでした。
私はタイ語が0の状態から、チュラロンコン大学で開講されている外国人のためのタイ語コースを1年間受講し、様々な側面から言語教育を体験・考察することができました。