留学内容
アメリカ合衆国 Memorial Sloan Kettering Cancer Centerにて脂肪肉腫に対する分子標的薬の研究をしました。3年生の5月から7月までのMedical Research Internshipというカリキュラム内の期間に渡米しました。留学全体のテーマは、最高の施設で最前線の研究者の先生方と実験することで、研究の意義や楽しさを知りたい、です。またサブテーマとして、残りの学生生活を通してできる何かをみつけたい、という目標がありました。計画ではCRISPR Cas9を使ったゲノム編集をする予定でしたが、実際は研究室の先生の実験をお手伝いさせていただきました。とても丁寧に教えてくださり、たくさんの実験手技を身につけることができました。それらの手技は日本で研究を続けて行く際にとても役に立っています。毎日忙しく、目新しいものばかりでしたが、素晴らしい出会いに恵まれ、たくさんお話を聞くことができました。帰国しても研究を続け、小さい積み重ねで誰かのために何かを変えるような医師になりたいと目標を持つことができました。