留学大図鑑 留学大図鑑

しじみ

出身・在学高校:
愛媛県立松山東高等学校
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
在籍企業・組織:


最終更新日:2018年02月05日 初回執筆日:2018年02月05日

語学留学で気付いた教育の重要性

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・語学留学
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • LA VERNE大学ELS語学学校
  • アメリカ合衆国
  • ロサンゼルス
留学期間:
2週間
総費用:
599,350円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 360,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<英検2級> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<英検2級>

留学内容

僕自身、将来の夢が留学前、国連職員であったにもかかわらず、語学力はあまり自信がありませんでした。そのくせ、英語に対する学習の態度が自分でも分かるほど、優れておらず、そんな自分の英語への意識を変えるために、トビタテ留学ジャパンの3期生として、アメリカに留学をしました。今回の留学では、主に、午前中は英語の授業やプレゼンの練習をし、午後はサンタモニカやハリウッドなど自由に行動ができました。クラスが始まったときは、周りに中国人や韓国人、台湾人、サウジアラビア人との会話がおぼつかなくて、家に帰ってから、反省をしていました。しかし、日本語が話せないという環境はやはり自分の背中を押してくれて、自分の英語への意識を変えることができました。また同時に、同じアジア人に英語力が、かなり劣っていることに衝撃を受け、日本と他の国の教育に興味を持つようになりました。それからの僕の将来の夢は、日本の英語教育を変えるというものに変わりました。今は、青年海外協力隊やJICAなどで他の国へ教育支援を行い、日本にフィードバックしていけたら良いなと思っています。一つ、留学に心残りがあるとすれば、同じプログラムで行った日本人の数が多く、2週間すべてを英語を話したわけではなく、日本語に多少の甘えがあったので、次留学するときは気をつけたいです。

留学の動機

留学前は将来の夢が国連職員だったので、語学に対する意識を変えたいというのが目的だった。高校1年生でトビタテの存在に気付いたので、僕は、アカデミックテイクオフの応募をした。

成果

夢が国連職員から「日本の英語教育を変える」と言うものに変わった。はじめは知らない外国人の中で話すのは抵抗があったけど、日がたち、自分が留学している理由を考えたときから、積極的に話せるようになった。日本に帰ってからも、英語に対する意識は高く維持できていると思う。

ついた力

挑戦する力

先にも述べたが、はじめは知らない外国人の中、話すことに抵抗があったが、ひがたって自分の留学の意味を考えたときに、自分の中の殻を破ることができ、積極的に話すことができるようになった。何事も一歩踏み出さずには何も得られないんだなと改めて感じ、逆に自分からアクションを起こすことで、変えられる何かもあるんだなと感じた。

今後の展望

大学でももう一度留学をして、その時は、フィンランドや、ドイツ、イギリスで教育学を一年間学ぶか、アフリカや砂漠地域などの教育の現状を実際に調査をしに行き、大学卒業後は、青年海外協力隊やJICAなどで発展途上国の教育支援を行って、日本にフィードバックをしていきたいと考えています。

留学スケジュール

2017年
7月~
2017年
7月

アメリカ合衆国(アメリカ合衆国 ロサンゼルス)

15日中三日は羽田とロサンゼルスの飛行機移動。二日間(土日)はディズニーやホストファミリーとハリウッド観光をした。ハリウッドでは、CDの押し売りにあい、同じホストファミリーの日本人がCDをかわされていた。他山の石にできた。残りの10日間は毎日午前中四時間の授業があり、最初のテストでレベル分けされたクラスで授業を受けることになった。はじめのテストで会話ができなかったが、クラスがすべて終わる頃には、スムーズな会話ができるようになっていた。文化交流の日では、けん玉と習字を披露した。けん玉は小さい頃からしていて得意だったので、基本のお皿にのせることはもちろん、三つの大技を一回で成功できた。拍手喝采で気持ちよかった。習字は外国人の名前を漢字で書いてプレゼントすると盛り上がる。

費用詳細

学費:納入総額

521,000 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

60,000 円

項目:燃油サーチャージ・空港使用税 ビザ申請サポート費用

599,350 円

グリフィス天文台にて
cultural day 習字
ハリウッド チャイニーズシアターにて
費用詳細

学費:納入総額

521,000 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

60,000 円

項目:燃油サーチャージ・空港使用税 ビザ申請サポート費用

599,350 円

スペシャルエピソード

留学中に手に入れた、今でも大事にしているもの

留学中に手に入れたものとして、ありがちで抽象的なものかもしれないが、僕は「夢」「仲間」を手に入れました。夢は、「国連職員」から「日本の英語教育を変える」になり、今思い描いている未来像は青年海外協力隊かJICAなどで発展途上国での教育支援を行い、そこでの経験を日本で生かしていきたいと思っています。仲間は、同じプログラムで行った日本人、留学先で友達になったスペイン人や中国人の子、トビタテでであった個性的で行動力のある全国の高校生のことで、SNSで連絡を取り合ったり、互いの将来の夢について語り合ったりしています。人脈は普通の高校生より増やせたし、経験も同様に増やせたと思っている。知識や経験、夢、仲間は誰も奪うことのできないものだと思うので、これからも大事にしていきたいです。

華璃 「キャリー」の名前を漢字で書いてプレゼント
同じプログラムのトビタテの仲間たち
サンタモニカビーチを堪能

英語が話せるだけで世界の国三分の一も行けちゃう!!

  • 語学力 : 英語

留学前はワクワクしたり、ドキドキしたり、いろんな感情が交ざるものだと思いますが、最も心配されるものとしてあげられるのが、「自分の語学力」だと思います。中学、高校と英語を学んできたけど、それは机上のものであって、実際に海外に行ったら通じるのだろうか。そんな不安は誰もが感じます。しかし、通訳の人や周りの日本人に頼って、英語を聞こう話そうと言う意識がないことには、何事も大成されることはありません。しかし、自分で何とかしようという心を持っていたら、はじめは聞き取ることができない英語が個人差はあっても絶対に聞き取れるようになります。自分がそうだったように。2週間という短い期間でそう思えたので、一ヶ月、半年、一年ともなると、なおさらです。英語への不安は、気持ちを軽くして、日々の努力を惜しまなければ解消できると僕は思います。

グリフィス天文台
ラバーン警察署訪問
ロサンゼルスフィルムスクールにて

留学前にやっておけばよかったこと

僕は、あまり多くのエージェントを見ずに、プログラムを選んでしまったのが失敗だと思っていて、あまり日本人がいないプログラムを選んだつもりが、かなりいて、アメリカで日本語を使ってしまったのが心残りです。そういう点からも、日本人があまり行きそうにない国や個人プログラムを提供してくれるエージェントを利用するなど工夫すれば良かったと思います。

留学を勧める・勧めない理由

留学は絶対に行くべきだと思います。留学は、自分の視野、人脈、夢を世界に広げてくれる、とても大事なものです。留学では成功だけでなく、失敗がつきものになってきます。失敗が自らを省みさせ、より大きい達成感へと導くと思います。英語の成績が悪くても、コミュニケーション英語は机上のものとは全く違うもので、誰もがゼロからのスタートです。スタートが早い者、中身が濃い者が成功を勝ち取っていきます。

これから留学へ行く人へのメッセージ

今まで見たことのない景色、人間、文化に触れ、驚きや失敗などネガティブに思うことがあるかもしれません。しかし、そんなときは自分が留学をしている意味を思い出してみてください。自分の中の何かを変えたいと思って留学をしたはずです。結果的に、成功しても失敗しても、皆さんの糧となり、無駄というものは一切ありません。変わろうと思ったときから、人間、変わっています。挑戦する心を恐れず、夢にトビタッてください。