留学内容
私は「奈良を生涯学習のモデル都市にする」をテーマに、Adult Education Centreに通い現地の生涯学習を経験しました。イギリスの柔軟な学びの環境のなかで人々が生涯学習についてどのような印象をもち、どのような考えでそれに臨んでいるのかをお聞きできたことはとても貴重な経験になったと感じています。この学びを活かし、これからは奈良で暮らす全世代の人々が「やってみたい」ことを形にするきっかけづくりをしたいと考えています。
最終更新日:2020年06月09日 初回執筆日:2020年06月09日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
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英語 | 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル | → | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル |
私は「奈良を生涯学習のモデル都市にする」をテーマに、Adult Education Centreに通い現地の生涯学習を経験しました。イギリスの柔軟な学びの環境のなかで人々が生涯学習についてどのような印象をもち、どのような考えでそれに臨んでいるのかをお聞きできたことはとても貴重な経験になったと感じています。この学びを活かし、これからは奈良で暮らす全世代の人々が「やってみたい」ことを形にするきっかけづくりをしたいと考えています。
大学生になり奈良のことを見つめなおす機会が増えました。またご年配の方々とお話しする機会が増えるうちに「今の奈良に、誰もが学びたいことを学び生きがいを持つための空間を作りたい」と考えるようになりました。同時期に母から、昔イギリスのAdult Education Centreに通っていたという話を聞き、私も実際にイギリスの柔軟な教育環境に触れたいと思いました。
Adult Education Centreで現地の人と触れ合い、実際にイギリスの生涯学習を経験できたことで、誰もが学びやすい環境を整えることの大切さを学びました。
挑戦する、自立する、自分を見つめる力
留学中は常に挑戦の連続でした。何事にも恐れずぶつかっていける力がついたと思います。
また自らを見つめなおす機会が多くありました。「外から見た私」「外から見た日本」について考える経験は、留学に行っていなければ得られなかった経験だと感じます。
奈良に住む全世代の方が「やってみたい」を形にできる「Nara Academy 2040」を作ることが目標です。先日、私が通っていた小学校が廃校になるという話を聞きました。少子化が進む今、このような学校施設を再活用して誰もが学びやすい空間として提供することを視野に入れ活動しています。
2017年
9月~
2018年
2月
Adult Education Centreに6か月間通い、現地の生涯学習環境に触れました。現地の方の生涯学習に対する考え方に触れ、イギリスの柔軟な学習環境の充実を感じました。また語学学校にも通い、世界各国から来た友達とコミュニケーションをとることで、楽しみながら自らの英会話力向上をはかることができました。
午前中は語学学校に通い、午後からはAdult Education Centreへ移動しカメラ技術やイギリス手話について学びました。Adult Education Centreの授業がない日は、「shelter」というチャリティーショップでボランティア活動を行っていました。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
ホストマザーは、私が生活しやすい環境を常に作ってくれ、イギリス文化や自らの人生観についてたくさん話をしてくれました。とても感謝しています。
私はイギリスで軽い胃腸炎になりました。その際、病院に行きたいとホストマザーに相談したところ、「まずは薬剤師のところに行きなさい。病院に行くべきか行かないべきかを判断してくれるから、もし行きなさいと言われたら学校のスタッフに頼んで手続きをしてから、診察予約をしなきゃいけないよ。」と言われました。私はその際嘔吐感が強く熱も高かったのですが自力で薬局まで行き、そこで薬を買い言われた通りの食事をしました。日本とは異なった治し方だったためか完全に回復するまで2週間はかかりました。
留学前に、日本であらゆる病気に備えた薬と、胃腸にやさしい消化のよさそうなインスタントの和食(お粥のようなもの)をご準備されることをお勧めします。
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