留学内容
デザインの本場であるヨーロッパ、中でも異なる特徴を持つドイツとオランダの2カ国に半年ずつ滞在し、コミュニケーションデザインを学びました。また、デザインを学ぶ上で身につけた「伝える力」を生かした絵本制作にも取り組み、ボローニャ国際絵本原画展のコンペ制作にも取り組みました。
最終更新日:2020年02月04日 初回執筆日:2020年02月04日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
---|---|---|---|
英語 | 挨拶など基本的な会話ができるレベル | → | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル |
デザインの本場であるヨーロッパ、中でも異なる特徴を持つドイツとオランダの2カ国に半年ずつ滞在し、コミュニケーションデザインを学びました。また、デザインを学ぶ上で身につけた「伝える力」を生かした絵本制作にも取り組み、ボローニャ国際絵本原画展のコンペ制作にも取り組みました。
オランダ出身のアーティストである、ディックブルーナさんの手がけたポスターやブックデザインが大好きで、彼がデザインを学び、制作した場所で学びたいと思ったのがきっかけです。オランダの遊び心溢れるデザインだけでなく、ドイツの理論的なデザインも学びたいと思い、2カ国に留学することにしました。
ドイツでもオランダでも、現地の学生は先生から言われたこと以上のものを制作していました。「自分が何をどうやって表現したいのか」を突き詰めようとする姿勢が、与えられた枠以上の作品を生み出しているのだと学びました。自分自身も、留学してから明らかに手を動かす量が増えたと実感しています。
受け入れ力
留学先は文化が全く違うので、色々とびっくりする状況に直面することもありますが、排他的にならずに受け入れる力がついたと思います。自分とは違う考えの人がいても、その違いを面白いと思えるようになりました。視野が広がり、適応能力がかなり向上したような気がします。
これからもずっとものを作り続ける人でいたいです。デザイナーとして経験を積んで、いずれ海外でもデザインの仕事ができたらいいなと思います。そのためにも、怠らずに手を動かしていきます。
2017年
3月~
2017年
8月
ダルムシュタット科学技術大学で半年間交換留学をしました。ドローイングや写真、フィルムを使った映像制作など、デザインの基本的な部分を学ぶことができました。デザインの授業の他に週6時間のドイツ語の授業も受けました。
留学中は学校近くの寮でシェアハウスをしていましたが、ルームメイトが全員男性であまり仲良くはなく、よく友達の家に遊びに行っていました。少し長めの休みがあると旅行にもよく行きました。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 240,000 円 |
生活費:月額 180,000 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 240,000 円 |
生活費:月額 180,000 円 |
2017年
9月~
2018年
2月
ユトレヒト芸術大学のグラフィックデザインコースに半年間交換留学をしました。セメスターを通して2つのプロジェクトと1つの集中講義に取り組みました。オランダらしく、個性を磨くようなカリキュラムで、学生個人の興味を先生と一緒に深めていくような授業スタイルでした。
オランダでも学生寮でルームシェアをしていました。今回は全員女の子のルームメイトだったので仲も良く、一緒に部屋で映画を見たりお買い物に行ったり楽しく過ごしました。留学が終わる時にはみんなで大泣きをしたほど良い出会いに恵まれました。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 200,000 円 |
生活費:月額 300,000 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 200,000 円 |
生活費:月額 300,000 円 |
オランダのユトレヒトは尊敬してやまないディックブルーナさんの故郷です。町の信号や道路標識などいたるところにブルーナさんのイラストが見られます。ミッフィーちゃんはオランダ語でナインチェと呼ばれるのですが、そんなナインチェミュージアムには半年間で5回も訪れて、行き過ぎだとルームメイト達に呆れられていました。ブルーナ作品に囲まれた街が大好きでした。
語学に不安がある人は多いと思います。私もそうでしたし、留学前は自分が話すどころか人が話しているのを理解するのも一苦労でした。でも話せないからと臆するよりも、友達を作って下手でも英語を使った方が語彙が増えました。多少英語が拙くても伝わります。私は友達に「英語はペラペラじゃないけど表情表現が豊かだからすごく伝わってくる!」と褒められているのかけなされているのかよくわからないことを言われました。
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