留学内容
留学の目標は、国際保健・公衆衛生の基礎知識を身に着け、今後グローバルヘルス分野で仕事を得るための土台作りを行うことでした。この目標を達成するには、今後のキャリアへ繋がる修論研究を行うことが重要だと考え、①今後伸びていきそうな分野で修論テーマを確定する、②医療系の背景知識が乏しいのでテーマ確定後は速やかに準備に着手することを意識しました。
①は周囲の応援もありスムーズに進めることができましたが、②は難しかったです。授業の復習と課題を優先してしまい、修論準備はゆっくり進行。これではまずいと思い、2月中旬からは週末やイースターなどの休暇期間も修論準備にあて、4月中旬からは指導教員と毎週話し合いをする時間を設けて頂くなど、遅れを取り戻すために必死でした。
グローバルヘルス領域は多様な分野が存在するので、網羅的に基礎知識を得ることは出来なかったと感じています。しかし、修論研究や留学中の出会いを通じて、興味のある分野については掘り下げて学ぶことができ、勉強以外でも今度の人生を築くうえで大切なことに気付くことができました。総じて、かけがえのない経験になったと感じています。