最終更新日：2018年10月31日 初回執筆日：2018年10月31日
語学力：
| 言語 | 留学前 | 留学後 | |
|---|---|---|---|
| 英語 | 挨拶など基本的な会話ができるレベル＜TOEIC 400＞ | → | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル＜これからTOEICを受験予定＞ |
高齢者のインターネット利用率を増加させることでもっと島根を元気にしたい！！
少子高齢化が進み高齢者の数が子供よりも多い県、島根。通信インフラの整備により、高齢者でも簡単にインターネットを利用できるようになってきています。しかし、架空請求やパスワード漏洩などのトラブル、操作の難しさなどにより高齢者のインターネット利用は伸び悩みを見せています。
それらの問題を解決する方法を模索するためにICT活用度ランキングでは世界1位になるほどIT分野において目覚しい成長を遂げるシンガポールに行ってきました。シンガポールではTemasek PolytechnicのIBM-SOCでネットワークセキュリティに関するインターンを行うことで自身の技術力と語学力の向上を遂げました。また、文献などの閲覧やインタビューなどを行うことでシンガポールの高齢者にインターネットが普及している理由を調査することができました。
生まれてから今までずっと住んできた、大好きな街である島根に恩返しがしたい。この歳になって、島根には他の県には無いたくさんの魅力があることに気づきました。しかし、そんな大好きな街である島根のために何かしたいと思っても今の自分では到底力不足。そこで自分の力を磨くための経験を積みたいと思い留学を目指すようになりました。
始めのうちは慣れない英語に加え、ネットワークセキュリティに関する専門的な用語が多かったため非常に困りましたが、経験を重ねていくことで一人でもレポートが作成できるようになり、最終的には外部からの施設を見学しに来られた方にも一人で説明ができるレベルにまで達しました。
チャンスを逃さない力
留学前の自分は正直言って英語を使って話すことが苦手でした。自分の英語はまだ完ぺきじゃなく使うことが恥ずかしいと思っていたからです。しかし、留学をしたことで今まで知らなかったたくさんのことを見たり、聞いたり、経験をすることができ、英語での会話を避けていた今までの自分がどれだけのチャンスを逃していたのかと後悔をしました。その日からもう後悔をしないために様々なことに挑戦していくようになりました。
今回の留学では、自分の力不足から島根の高齢者のネット普及率を上げるための、十分な解決策を得ることができなかったと考えています。また、海外の技術レベルを目の当たりにし、自分の実力不足を痛感しました。そのためこの反省を無駄にしないためにも自分の技術力を更に向上させ、自分がこれだ！と思う島根に貢献する方法が見つかったときにいち早く動けるようにしていきます。
2017年
10月～
2018年
3月
シンガポールにおける高等専門学校、Temasek PolytechnicのIBM-SOCでネットワークセキュリティに関するインターンを行いました。IBM-SOCでは、学内で起こった様々なネットワークトラブルの情報が運ばれてきます。そのネットワークトラブルが有害なものかあるいは無害なものなのかを判断し、解決方法を考えレポートを作成する業務を私は行っていました。
また、図書館での資料閲覧や高齢者へのインタビュー、Webアンケートなどを用いてシンガポールの高齢者のインターネット普及率が高い理由を調査しました。英語での資料探しや、Webアンケートの作成方法なども大変でしたが、高齢者へのインタビューは中国語しか話せない人が多く、言葉が通じずとても困りました。
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学費：納入総額 - 円 |
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住居費：月額 70,000 円 |
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生活費：月額 60,000 円 |
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学費：納入総額 - 円 |
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住居費：月額 70,000 円 |
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生活費：月額 60,000 円 |
2017年
10月～
2017年
11月
シンガポールにおいて自身の語学力の向上のために、約2ヶ月、Temasek Polytechnicと並行してinlingua語学学校に通いました。この学校では教師とマンツーマンで英語を勉強するコースを受講しており、シンガポールに来たばかりで英語での会話に不慣れな自分のステップアップに大いに役立ちました。授業は会話をメインとして行っており、先生からの質問を適切な文法、単語を用いて答える形式でした。この授業のおかげでTemasek Polytechnicでの業務も、わからないことがあれば英語で聞くことが出来るようになったので円滑に進むようになりました。しかし、会話はできるようになってもビジネスの場で通用する英語を話すことはまだまだと感じるので帰国した今も継続的に英語を話すことを心がけています。
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学費：納入総額 247,200 円 |
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住居費：月額 - 円 |
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生活費：月額 - 円 |
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学費：納入総額 247,200 円 |
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住居費：月額 - 円 |
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生活費：月額 - 円 |
自分で探し、オーナーと交渉し入居したシンガポールでの始めての家。ここから私の留学生活が始まるんだ！と期待に胸を膨らませたのもつかの間．．．2週間後、私のベットにはダニが出現しました。何度シーツを洗おうとも、何度アイロンをかけようとも効果はなく、身体中が刺された痕でいっぱいになり眠れぬ夜が続きました。結局家を変えるまでそれは続き、最初の3ヶ月間は早く日本に帰りたいと毎日思っていました。海外の洗礼を受けたいい経験でしたがもう二度と体験したくはありません。。。
留学をすると当然ですが、日本語が通じる環境でないことがほとんどだと思います。シンガポールに滞在していた半年の間、毎日耳にする言葉は英語か中国語で始めのうちはそれがもの凄くストレスでした。よく聞き取れない上に自分の意見をうまく言うことができないことが原因で、トラブルに巻き込まれたり、ミスをしてしまったりが続くことで、うまくやることができない自分がどんどん嫌いになってしまいました。大げさではなく、死んでしまえば楽かもとフッと思い浮かぶこともありました。そんな時に日本の友達が連絡をくれ、久しぶりに日本語で会話をしました。私の悩みをしっかりと聞き、気にかけてくれたおかげで落ち着くことができました。その電話から自分の生活にメリハリをつける方法を模索し始め、その結果、平日はインターンなどで英語で会話をし、休日は日本人のコミュニティに参加をし日本語で会話をすることでストレスを溜めすぎることなく生活ができるようになりました。
この経験から私がこれから留学したい人に向けて伝えたいことは二つです。まず一つ目に日本人の友達を大切にしてください。自分がナーバスになっている時に自分の話を聞いてくれる友達がいるととても心強いです。また、日本で起きた自分の知らなかった情報を伝えてくれることもあり、それが自身の計画に役立つきっかけになるかもしれません。二つ目は日本人コミュニティに参加してください。たまに、「海外に行って語学力を向上させたいので留学中日本語は一切使いません。」という人がいます。自分もそのような考えを持っていました。しかし、海外で活躍されている日本人の方は優秀な方が多く面白い話を聞くことができたり、日本人向けの飲食店やスポットなどを教えてくれたりと自分の留学生活をより良いものにしてくれると思います。
