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ふっしー

出身・在学高校:
徳島県立城東高等学校
出身・在学校:
徳島大学
出身・在学学部学科:
医学部 医科栄養学科
在籍企業・組織:

イギリス留学や栄養のことに関して何か質問があれば気兼ねなくメッセージください!


最終更新日:2018年11月20日 初回執筆日:2018年11月20日

ハーブ入り減塩和食の開発!in ロンドン

留学テーマ・分野:
専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Collage of Naturopathic Medicine
  • イギリス
  • ロンドン
留学期間:
5ヶ月と2週間
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 1,080,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<英検準1級> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

イギリスでハーブの実態調査や栄養学的なハーブの学習を行うこと、そしてそれを基にハーブを使った新たな和食のレシピを確立させることを目的に留学をしました。

日本の誇る和食がユネスコ無形文化遺産となり、世界的にも健康なイメージで注目される一方、醤油などを使った伝統料理は塩分濃度が高いと指摘されています。また日本人の一人当たりの食塩摂取量は多く、世界水準と比較してもかなり高いことから、私は食塩に取って代わる調味料として「ハーブ」に着目しました。

イギリスではハーブがひとつの治療法として確立しており、古くから人々の生活の一部であっただけでなく、先進的に減塩政策に取り組み実績もある国だということを知り、「ハーブ」の授業が開講されているCollage of Naturopathic Medicineにて「ハーブ」に関する講義を受講し、実践活動として、現地でハーブを取り扱う団体(Hackney Herbal)でのボランティア活動を行いました。

現地での学習や活動を通して、料理や調理法に合わせてフレッシュハーブとドライハーブを使い分ける調理面での知識や、体調面にあわせたハーブの選び方を学ぶことができました。そしてこれらの得た知識を踏まえ、目標としていたハーブ入り減塩和食レシピもいくつか完成させることができました。

留学の動機

もともと大学1年次にオーストラリアに語学研修をした際に、いつか自分が学んでいる栄養を海外でも学んでみたいという思いがありました。それに加えて、栄養学を学ぶ中で、食事療法の際に行われる“減塩”に対して違和感があり、「もっとポジティブな減塩方法はないのだろうか」という思いもあったので、日本ではまだ馴染みがない「ハーブ」を専門的に学ぶため留学を決意しました。

成果

ハーブ入り減塩和食のレシピを確立するにあたって重要となるハーブの使用方法に加え、その効果・効能も講義を通して学ぶことができました。また実際にスーパーに行って加工食品などを見ることでも、どういった食材と組み合わせると愛称がいいのかなどの洞察を得ることができたのは、現地に行ってみて得られたもっとも大きな気づきと学びでした。

ついた力

ためらわない力

留学によって、ためらう時間が短くなりました。はじめは「自分の言いたいことがわかってもらえなかったらどうしよう」という不安ばかりで、授業中はずっと聞く側でした。しかし自ら何かを発さないとその場にいないも同然となることに危機感を抱き、次第に授業中に、ためらわず自分の意見を伝えられるようになりました。“自分を伝える”ことで初めて相手が理解してくれることを改めて実感できたように思います。

今後の展望

ハーブという新たな調味料をもっと使いこなせるようになるため、これからも世界の食事を味わい・作っていきたいです。また栄養学の面でも「全体を捉える」ことの大切さを学ぶことができました。伝え方や質問の仕方、コーチングスキル等、磨かなければならない部分はまだまだ沢山…!
将来は食事の面だけでなく、ライフスタイルや嗜好性なども考慮し、一人ひとりにあった「最適解」を見つけられる栄養士を目指したいと思います!

留学スケジュール

2017年
11月~
2018年
4月

イギリス(ロンドン)

 ①Collage of Naturopathic Medicine(専門学校)にてハーブを学びました。(そのほか栄養学、調理学を受講)
 ②Hackney Herbal (団体)のボランティアに参加し、実際に多様なハーブに触れながら知識をつけました。(オリジナルティーバック作りのワークショップ、石鹸づくりなどを実施)
③スーパーやレストランで、イギリスの生活に根付くハーブの実態調査を行いました。(摂食頻度・生育条件・調理法など)
 ④和食に合うハーブを調べ、減塩が見込めるハーブいり和食の開発を行いました。(現地で、友人をはじめ、和食弁当デリバリーを行う会社の方に評価をしていただきました)

講義がないときには、専門学校の友人とランチをしたり図書館で勉強をしたり、町を散策してみたり、食べ歩いてみたりしていました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

友達とベジタリアン向けの日本食を食べに行きました!
チャイナタウンでハーブのワークショップを実施
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

1970年
1月~
1970年
1月

費用詳細

学費:納入総額

200,000 円

住居費:月額

80,000 円

生活費:月額

30,000 円

費用詳細

学費:納入総額

200,000 円

住居費:月額

80,000 円

生活費:月額

30,000 円

スペシャルエピソード

あなたにとって留学とは?

私にとっての留学は、新たな世界との出会いの連続でした。

留学に行くまでは同じ文化的背景を過ごしてきた人と過ごしてきた分、全く異なる文化の中で育った人々と過ごす中で分からないことは沢山ありました。
例えば、ねずみが嫌いな大家さんにある日「ねずみみたいな足音がしたから、きっとあなただと思った」と言われたときは、嫌味なのか冗談なのか分からなくて真剣に悩みました(笑)でも現地の人たちと交流するにつれて“ブリティッシュジョーク”がどういったものかも分かってきましたし、多国籍な町ロンドンだからこその人々の振る舞いが自分でも分かるようになってきました。

バスの乗り方に家探し、右も左も分からないことだらけで全部が挑戦だったのですが、どこにいっても助けてくれる人はいます!分からないことだらけの新たな世界でも、ちょっとの勇気と分かりたい・知りたいという好奇心があれば楽しい留学生活を送ることができるので、是非みなさんも挑戦してみてください!

街中は誰かのパフォーマンスで常に賑やか!

受け入れ先から全然返信が返ってこない...

  • 留学先探し : その他教育機関(専門学校など)

受け入れ先との連絡が全く進まず、「後でメールで返信しますね」と言ってはくれるものの放置されることが度々あり、受け入れの承諾まで苦戦しました。解決策としては、相手の相手そうな時間を確認して、ひたすら電話をしました。また、ついた先でも授業の費用支払いやコースに関しては自分で管理しなければならなかったため、分からないことがあれば確実に答えをもらえるよう、分からない部分を明らかにして話すようにしました。

これから留学へ行く人へのメッセージ

海外に行って初めて日本のことを考えるようになったり、自分のことを考えるようになったり、たくさん考える機会に出逢うと思います。考えることはもちろん大切ですが、深くは考えすぎず、全力で楽しんできてください!
「留学行ってよかった!」と思えるかどうかは自分次第ですよ!