留学内容
イギリスでハーブの実態調査や栄養学的なハーブの学習を行うこと、そしてそれを基にハーブを使った新たな和食のレシピを確立させることを目的に留学をしました。
日本の誇る和食がユネスコ無形文化遺産となり、世界的にも健康なイメージで注目される一方、醤油などを使った伝統料理は塩分濃度が高いと指摘されています。また日本人の一人当たりの食塩摂取量は多く、世界水準と比較してもかなり高いことから、私は食塩に取って代わる調味料として「ハーブ」に着目しました。
イギリスではハーブがひとつの治療法として確立しており、古くから人々の生活の一部であっただけでなく、先進的に減塩政策に取り組み実績もある国だということを知り、「ハーブ」の授業が開講されているCollage of Naturopathic Medicineにて「ハーブ」に関する講義を受講し、実践活動として、現地でハーブを取り扱う団体(Hackney Herbal)でのボランティア活動を行いました。
現地での学習や活動を通して、料理や調理法に合わせてフレッシュハーブとドライハーブを使い分ける調理面での知識や、体調面にあわせたハーブの選び方を学ぶことができました。そしてこれらの得た知識を踏まえ、目標としていたハーブ入り減塩和食レシピもいくつか完成させることができました。