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SAKI.S

出身・在学高校:
沖縄県立向陽高等学校
出身・在学校:
琉球大学
出身・在学学部学科:
工学部・理工学研究科・環境建設工学専攻・都市計画研究室
在籍企業・組織:


最終更新日:2020年06月10日 初回執筆日:2020年06月10日

イギリスのまちづくり・都市計画制度の流れ

留学テーマ・分野:
大学院進学(修士号・博士号取得)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ブライトン大学・タウンプランニングコース
  • イギリス
  • ブライトン
留学期間:
13ヶ月
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 1,780,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル<英検準1級, IELTS6.0> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<英検準1級, IELTS6.0>

留学内容

イギリス・ブライトン大学(University of Brighton)のタウンプランニングコース(Town Planning)の修士課程に所属し、授業を履修しながらまちづくりワークショップの参加、都市計画委員会の議会の公聴、街歩きから地域住民と地域の魅力再発見など、大学内外においてイギリスの開発の流れ、都市計画制度について学習した。修士論文に関してはブライトン市の中心部東海岸沿いに位置するブライトンマリーナ(埋め立て地)の実際の開発を対象にどのような流れで開発が許可、または不許可となったか歴史をたどりながら現在の開発までに至る議会での話し合いの内容を整理した。

留学の動機

大学学部4年次に経験したまちづくりワークショップがきっかけで、自分が今現在学んでいる都市計画分野において海外ではどのような流れでまちづくりが展開しているのか興味が湧いたため。またイギリスという国に幼い時から強く魅かれていてヨーロッパの綺麗な町並みを一度は見てみたいと思ったため。

成果

イギリスの開発案検討に関する流れが理解できた。都市計画委員会や授業などで毎日のように耳にする都市計画に関する専門用語がわかるようになった。修士号を1年間で取得することができた。

ついた力

情報収集力

レポートの書き方に関して自分でインターネットや参考書を頼りにテンプレートを作成したり、大学内の添削ボランティアへ投稿したり、授業に必要な資料など自分の周りでどのようなサービス、アドバイスが受けれるのか調べたりするようになった。すべてにおいてまずわからないことは自分で調べてみるという力がついた。

今後の展望

留学中に自分はどういう人物であるか見つめ、考える機会が増えた。今後は就職活動などを通して自分を新しい視点から見つめ直していきたいと思う

留学スケジュール

2015年
9月~
2016年
9月

イギリス(ブライトン)

2015年9月28日〜2016年2月7日:前期
2016年2月8日〜2016年6月10日:後期
2016年6月10日〜2016年8月31日:修士論文作成・提出
2016年9月末まで現地イギリスにて論文の判定結果を待つ

費用詳細

学費:納入総額

2,800,000 円

住居費:月額

85,000 円

生活費:月額

60,000 円

項目:交通費など

10,000 円

ブライトンビーチ風景
費用詳細

学費:納入総額

2,800,000 円

住居費:月額

85,000 円

生活費:月額

60,000 円

項目:交通費など

10,000 円

スペシャルエピソード

この国のことが、とても好きになった瞬間

曇り空やシャワーのような雨が降るイギリスでは、晴れ間は貴重です。この国へ来る前まではテラス席や日光浴なんてとんでもない!わざわざ暑い場所へ出るなんて信じられない。と思っていましたが、貴重な晴れ間は本当に気持ちが良い。地元の人が店内の席よりもテラス席を好んで選ぶ気持ちがよくわかります。また、イギリスの青空は本当に青い。格別に青い。空が近い。上を向いて太陽の光を思いっきり浴びて歩くだけで元気が出てきます。また、パブへ行くたびにたくさんの方が話しかけてきます。地元のビールを飲んで美味しいと感想を言うと、地元のおじいちゃんおばあちゃんたちはとても嬉しそうに昔話を始めてくれます。歌も歌ってくれます。陽気で明るく人当たりの優しいイギリス人やイギリスで生活する人々に囲まれて生活していくうちにこの国が大好きになっていました。

日光浴って気持ちいいんだ!
イギリスらしい曇り空
その地域を知りたいならパブへ行くべし

交換留学ではない正規留学をしたいあなたへ

  • 留学先探し : 大学院

私の場合は日本で所属している大学が提携している留学先に行きたい大学がなかったために、自分で留学先選びから始めました。まずはイギリスで都市計画を学びたいということは決まっていたので、イギリスの大学院一覧をインターネットで検索し、その中からTown Planningコースがある大学を選択、自分の英語力で合格圏内に届きそうな大学、そしてできるだけ暖かい地域に住みたかったためにイギリスの南東部を選択しました。ブライトン大学に行きたいと決めてからはブライトン大学の担当教授に志願理由(A41枚)をメールにて送付、しばらくすると大学側から条件付き合格通知が来ました。これは英語のスコアを満たし次第入学が認められるというもので、そのあとはIELTSの勉強に励み、スコアをあげてから正式に合格通知をもらい、留学するという流れとなりました。このように自分で行きたい大学を選定し、単位や学位を取得目的として留学することもできます。

ブライトン大学
市のシンボルBritish Airways i360

留学前にやっておけばよかったこと

英語の勉強、研究内容に関する基礎内容の整理・把握、現地生活費や学費の把握など

これから留学へ行く人へのメッセージ

海外に行って自分の目でいろんな本物・現実を見てたくさん挫折したり刺激を受けたりで培った経験は何にも代えがたい貴重な経験となります。留学後の自分の成長を信じて是非いろいろなことに挑戦して思いっきり楽しんできてください!支えてくれる人は必ずいるのでそういう人の力を借りながら無理のない留学生活を送ることも心がけるとさらに頑張れるとおもいます。