留学内容

留学のテーマは「様々な人を理解するようにする」です。なぜなら、一人一人を大切にし理解できる人になりたいという思いがあるからです。
どんな教育を受けられたかによって生活や生死までも左右される世界で何か自分にできることがないか考えた時に将来はそういった問題を解決できるような人になりたいと思いました。
私には将来的に、世界中の子供が心底学びたいと思う誰もが行ける学校・教育制度を作りたいという夢があります。その為にまずは、世界にはどのような人たちがいて、その人たちがどのような問題を抱えているのか知る必要があると思います。
その第一歩として、自分とは全く異なる価値観、様々なバックグラウンドを持ったクラスメイトや寮生の人達と関わり、インタビュー・アンケート活動などを行い、それらの活動を通じて各国から来た留学生たちと多様性に関する理解を深めてきました。
また、様々な人とのコミュニケーションをとる手段である世界共通言語の英語(主にスピーキング・リスニング)を学習してきました。

留学の動機

小さい時から洋楽や洋画が大好きで海外に興味があり常に留学したいと考えていました。
また将来は一人一人を大切にできる人になりたいという夢があり、その夢を叶える第一歩として異文化交流と英会話の習得をする為に留学したい思っていました。
そんな時にトビタテの存在を知り、すぐに応募しようと思いました。また幸いなことに私の周りにはトビタテの先輩が多くいたという事もあり、応募するきっかけとなりました。

成果

世界には様々な人がいるということを自分の肌で感じました。
私の通った学校にはヒンドゥー教の先生がいました。
ペットボトルの蓋を開けるように頼まれた事があり、私は初めての事で驚きました。
理由を聞くと左手は不浄の時にしか使ってはいけないとのことでした。
留学に行くことで、私の知っていることがみんなの常識ではなく、相手の考えも受け入れてリスペクトする事も大切だと学びました。

ついた力

まずはチャレンジしてみる力

イギリス料理は世界一不味いと聞いていたので不安に思い、日本からたくさんレトルト食品を持って行来ました。でも実際にご飯を食べていると、すごく美味しくてびっくりしました。
まずは自分で確かめてみること。なんでもチャレンジしてみようと思いました。先入観でなんでも決めていたら勿体無い気がします。どう思うかは人それぞれだし、その考えを大切にして行くことによって、個性というものが生まれるのだと思いました。

今後の展望

私は将来、一人ひとりを大切にし、理解できる人になりたいと願っています。そしていつか、世界中の子どもたちが心底学びたいと思うような学校や教育制度を作りたいです。今回の留学は、人を深く理解するのに3週間では足りないということにも気づかせてくれました。今後はもっと長期で留学をしたり、多様な人に出会うためにできるだけたくさんの国を訪れたりしたいです。来年からアジア圏に長期留学を計画中です。