留学内容
「世界中の人々をワクワクさせたい」
人前で話すことが大好きだった私は、この伝える力を昇華させたいと思っていました。そこで、アイデアを他の人が思いつかない方法で表現する”現代演劇”を学ぶため、イギリスに留学してきました。
私の留学先であるウォリック大学の演劇学科は国内屈指の有名校で、25人のクラスメイトとともに1年間勉強をしていました。授業は即興力を高めるパフォーマンスのクラス、ハムレットのリメイクを通して演出・演技・照明・音響など演劇の基礎を学ぶクラス、現代社会の諸テーマを表現にうつすクラスなど実技中心のものばかり。試験も実技中心で、テスト期間はクラスメイトとスタジオに通い詰め30分の作品を作っていました。まさに興味のど真ん中をつく授業ばかりで、ワクワクの絶えない日々でした。とは言うものの唯一の交換留学生で演劇経験もない私にとって試練ばかりの大学生活でした。クラスメイトと先生に日々助けられながらなんとか1年終えることができました。
授業と並行して国内最大級といわれる劇場で1年間ボランティアスタッフとして接客もしていました。大学生活だけでは出会わない方々とお話ししたり、舞台の裏側をのぞいたりしていました。
そして「世界中の人々に届けたい」と言いながら私は全然世界を知らないと思ったことがきっかけで長期休みを使って、文字通りヨーロッパ全カ国を訪れる旅にでました。