留学内容
「デザインと伝統」をテーマに、文化やデザインに関する学修を行いつつ、欧州では地元の伝統文化・伝統産業をどのように市民に伝えているのかを知る目的で留学を計画しました。まず大学の派遣留学制度を利用し、約10ヶ月イギリス・リーズ大学に留学しました。大学ではデザイン、アートマネイジメント等の所属大学には無い授業を履修し、自身の研究や関心を深めることができました。週末にはイギリス12都市の博物館を訪れ、伝統文化・産業についてどのような市民教育を行っているのか、展示デザイン等に着目したフィールドワーク調査を行いました。また日本文化イベントの企画運営を行い、日本国外の方々の織物や着物への感じ取り方を知ることができました。イギリス以外の国での取り組みを知るべく、博物館が豊富で京都の姉妹都市でもあるパリにて約1ヶ月、パリカトリック学院付属語学校に通いながら同様のフィールドワークを行いました。