留学内容
途上国で起こっている環境問題に交通の観点から取り組みたいと思い、環境先進国であるスウェーデンへ。環境に配慮した交通計画について学ぶため、授業の履修と研究室での研究活動を行った。授業では交通政策の評価などに加えて環境工学を専門としている学生と同じ授業も履修し、広く環境と都市・交通計画について学んだ。研究室ではストックホルムでの混雑課金政策をテーマに取り上げ、実際に専門家にインタビューをしながら政策分析を行った。
その後、スウェーデンで得たインプットを実務の面で生かすための課題を探ろうと、マニラで開発コンサルタントのインターンシップに受け入れてもらった。プロジェクトへの参加や、コンサルタントの実務を見る中で、環境先進国と途上国の違い、実際の現場に求められているものについて考えることができた。