留学内容
ラフバラー大学で行われていた「箱の中で考える」プロジェクトに参加、Mixed Realityの住宅改修分野における転用可能性を検討した。このプロジェクトではMRを既存小売店舗における従業員の省エネルギー意識向上に用い、その有効性を検討していた。この技術を住宅改修分野に転用することで日本人の住宅改修に対する障壁を取り除くことが本留学の目的だった。①MRに関する知見をまとめ、②イギリスに住まう人々の住宅改修に対する意識を調査、③住宅改修用に改変されたMRソフトで実験を行うことで本計画を実現しようとした。しかし、COVID-19による入校規制により実験参加者を集められず③は断念、②までで集めたデータを用いて、住宅改修に対する住民意識の日英比較研究を行う方向にシフトした。