留学内容
目的:抗体検査用の装置を開発するため,医療現場のニーズを把握する
実践内容:
1.熱帯感染症研究センターの勉強会,シンポジウムに参加
月に2回開かれるデング熱,診断技術,ワクチン開発の勉強会に参加.成功大学とのシンポジウムにも出席し,研究員との人脈を形成.装置や実験結果に対する意見を仰いだ.
2.実験補助
熱帯感染症研究センター,および医学部薬理学科の研究室の中で実験補助を行い,タンパク質の評価技術を学んだ.また,統計処理の指導を受けた.
3.臨床試験
デング熱患者血清を用いて,装置の評価を行った.その結果,本研究で開発したデバイスが従来法と高い相関性(R=0.93)を有することを示した.反応時間は3時間短縮した.