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吉武 駿

出身・在学高校:
岐阜高等学校
出身・在学校:
京都大学大学院
出身・在学学部学科:
工学研究科
在籍企業・組織:
Enea Landscape Architecture

欧州・ランドスケープの留学・インターン等,悩んでいる人はぜひご相談ください!


最終更新日:2023年06月19日 初回執筆日:2023年06月19日

パリで都市・ランドスケープデザインを学ぶ

留学テーマ・分野:
海外インターンシップ
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Agence ter, 国立パリ建築大学ラヴィレット校
  • フランス
  • パリ
留学期間:
6か月(1年の予定がコロナで中断)
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 1,160,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

パリの建築大学で都市デザインについて学ぶと同時に,ランドスケープ設計事務所でインターンをして,フランスや欧州の公共空間のデザインについて学ぶ.

留学の動機

欧州の公共空間は,多くの人が集まり思い思いの過ごし方をしています.日本にも日本なりのこうした広場文化があればいいと思い,欧州の豊かな外部空間や都市生活の背景にあるデザイン思想や空間設計を学びたいと思ったから.

成果

途中で中断してしましましたが,大学のスタジオ演習やインターン先での上司・同僚とのやり取りの中でフランスのデザインの考え方や社会背景を少し理解することができました.
また,いろいろな人や空間と出会い自身の設計の態度が少しづつ明確になったと同時に一緒に都市を考えていける仲間に出会うことができました.

ついた力

対応力力

背景が異なるいろんな考え方の人とアイディア考えをぶつけ合うときに,互いを尊重しつつもしっかり主張することができるようになりました.
インターン先探しに苦戦したり,コロナで中断するなど計画通りにいかないことが多くある中で,行動を柔軟に変えることと,原点は常に意識し続けることに両立が大事だと思いました・

今後の展望

・日本に豊かな外部空間をたくさん生み出したい
・もっと自由で可能性のある都市のあり方を模索したい

留学スケジュール

2019年
8月~
2020年
3月

フランス(パリ)

・パリ国立建築大学ラヴィレット校で都市デザインを学ぶ.
・スタジオ演習やその他授業に参加した.
・現地の学生とチームで設計を進める際に,言語,設計の進め方や考えた方専門性のバックグラウンドの違いなどですごく苦労したが最終的に満足のいく提案ができた.
・ほかの学生とヨーロッパの様々な都市を訪れいろんな文化に触れることができた.

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

最終講評会後にチームのみんなで
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

2019年
2月~
2019年
3月

フランス(パリ)

Agence terという世界的な都市・ランドスケープ事務所でインターンをした.
・いろんな事務所にアプライして面接を重ね採用に至った.
・フランス語ができないと事務所を探すのは大変だったが何とか見つけることができた.

・事務所には日本人の人はもちろんおらず,週のミーティングもランチの雑談もフランス語ではじめはとても疎外感や難しさを感じた.
・自分から積極的に何かをしないと何も変えられないという状況に直面し,会話の仕方やひとつづつの行動を見直すことになった.

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

お昼休みのオフィス
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

留学から繋がるストーリー “今、これやってます”

留学中の出会いも含めて,大学院卒業後スイスのランドスケープ事務所に就職しました.

事務所にある植物園

ポートフォリオの準備・あとは数を出す

  • 留学先探し : インターンシップ

自分の思想や態度を見つめなおして,一貫性のあるポートフォリオを作成,それをもとに話ができるようになる必要があります.単にこれをしたというだけでなく,何をしたくてどんな解決を考えたのかが短時間でわかりやすく伝えなければいけません.
アウトプットのレベルが高いのは前提として,設計思想が会社とあっているかが面接の際に問われたと感じました.
あとは,面接に進めるかはタイミングも大きく関係があるのでとにかく早いタイミングからあきらめずに色んな会社に声をかけてみることが大切です.

留学前にやっておけばよかったこと

語学習得です.
欧州は皆さん英語ができる一方で,インターンや大学の成果のレベルをより上げたければ事前にできるだけ現地の言葉が喋れるようになっている方がいいです.

これから留学へ行く人へのメッセージ

行きたいと思ったら,あれこれ考えず誰かに相談してまず1歩踏み出してみてください.やりたい気持ちに従って,自分が追いつけるように努力すれば道は開けると思います.