留学内容
留学前半は、欧州経済学とフランス語の授業を中心に履修をしていた。特に留学開始後すぐは、初めての一人暮らし、ヨーロッパの地で不安が多かったが、それも一つの貴重な経験として楽しむように心がけた。授業は、やはりディスカッションなどの積極性を求められるものが多く、最初は思うように周囲の生徒についていけずもどかしい思いをした。日常生活では、フランス語を使うことが求められ、準備不足を強く痛感した。前半4か月が過ぎたころには、授業・生活ともにリズムを作ることができ、語学パートナーと交流を深めるなど課外活動にも時間を使えるようになった。
留学後半も、日本を外からみるための経済学の授業と伝達力(自分をうまく伝えることの練習)の授業を履修した。留学前半で、自身の伝える力の弱さを実感したため、このような授業に参加した。授業は講義形式とディスカッション形式を半々で参加したが、講義形式の負担が重く常に課題に追われていた。留学後半にも関わらず、自分の語学力の伸びをあまり感じられず焦ったこともあったが、とにかく目の前のものをしっかりこなすことに集中した。