最終更新日：2023年12月07日 初回執筆日：2023年12月07日
語学力：
| 言語 | 留学前 | 留学後 | |
|---|---|---|---|
| 英語 | 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル | → | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル＜英検準一級＞ |
寿司やラーメンなどの日本食に比べて未だ知名度が低い和菓子。和菓子、日本茶、ひいては日本文化の魅力までもをヨーロッパに「和カフェ」を展開することで広めることができないだろうか、という夢を追うため、様々な調査を現地で行いました。具体的には、ヨーロッパ各地から留学生・観光客の集まるマルタにて和菓子の知名度、現地カフェの需要の調査、日本との比較を行うとともに、持参した和菓子と日本茶を体験してもらい、ヨーロッパ各国の方から様々な意見を頂きました。この留学を通し、沢山の新しい発見と気付きを得ることができました。また、自分の将来について改めて考える機会となりました。
自分の英語力を試してみたい。全く日本と違う世界に行ってみたい。そういった憧れもあり、高校で留学してみたいという思いはずっと抱えていました。そこで留学プログラムを調べていたところでトビタテに出会い、せっかくならば留学を自分の漠然としすぎた夢と向き合う機会にしたい！トビタテコミュニティに入りたい！と応募を決めました。
実際に現地のカフェでお話を伺ったり、ヨーロッパ各地の留学から色々な話を聞く中で新しい知見を沢山得ることができました。また積極的にコミュニケーションを取ることでスピーキング力も向上させることができたと思います。
前向き力
私の行った語学学校のコースは日本人は自分以外には1人だけ、他は全員ヨーロッパ各国から来た留学生でした。はじめの頃は特に国籍ごとにコミュニティができてしまうなど苦労しましたが、そこでネガティブの沼にハマり諦めるのではなく「ポジティブ思考を意識して作る」「前向きに頑張る」ことの大切さを感じました。
今回の留学を通して改めて、「日本と世界を食でつなげたい」という思いが強くなりました。今後はより英語力を向上させるとともに、ブログやSNSなどの勉強をしてまずは「発信力」のある人になりたいです。私は今まで「和カフェ」を展開したいという考えに固執していましたが、今回の留学は逆に自分がどのような形で和菓子を始めとした日本文化の魅力を伝えていきたいのか、具体的かつ現実的に見つめ直すきっかけになりました。
2023年
8月～
2023年
8月
はじめの１週間はホームステイ先、残りの２週間はホテル寮に滞在しました。
授業は基本的に平日の午後からだったので、午前中と土日を探求活動の時間に充てていました。
現地のカフェに行ってお客さんや店員さんからお話を伺ったり、ホストファミリーや語学学校の生徒に和菓子調査に協力してもらったりしました。また和菓子と日本食の知名度調査も行いました。時間に余裕がある日には、現地のアジアンスーパーや日本食のお店に偵察にも行きました。そのほか、語学学校の主催していたアクティビティに参加して、ドイツ、フランス、スイス、スペインなど各地の留学生と話す機会を得ました。授業が終わった後、現地の友達とビーチの周りを散歩しながら沢山お喋りしたのも忘れられない大切な思い出です。
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学費：納入総額 - 円 |
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住居費：月額 - 円 |
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生活費：月額 - 円 |
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学費：納入総額 - 円 |
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住居費：月額 - 円 |
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生活費：月額 - 円 |
私は超がつくレベルの方向音痴で、地図アプリがあっても道に迷うタイプです…。とある日、語学学校のアクティビティに参加した私はまさかのホームステイ先への帰り道で迷子に。夜の遅めの時間だったので、寮に住んでいる友達2人が心配してステイ先まで送ってくれようとしたのですが、道に迷ったので随分と長く歩くことに。結局はタクシーを呼び出し、なんとか無事帰ることが出来ましたが2人には申し訳なさでいっぱいでした。しかし友達だから当たり前だよ！気にしないで！と優しい言葉をかけてくれて、本当に本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。私もそんなふうに温かい人なりたいと思いました。その子とは今でもたまに連絡を取るくらい、大切な友達です。短い留学でしたが、優しい友達との出会いに恵まれて本当に幸運だったなぁと振り返って思います。
私の通っていた語学学校にはイタリア、ドイツ、チェコ、フランスなどヨーロッパ各地から留学生が来ていました。何より驚いたのが、ヨーロッパから来た留学生の英語のスピーキングレベルが本当に高いこと。私はオンライン英会話を3年近く継続していて、比較的英語は得意な方だと思っていましたが、現地の語学学校で「文法はできるけどスピーキング力が追いつかない」という日本人あるある(？)の悔しい体験をしました。ただこの経験が「もっと英語を話せるようになりたい！」というモチベにもなりました！
語学学校が休みで、友達とビーチに行ったある日。私が日焼け止めクリームを全体に塗っていた間、ヨーロッパから来た友人達はその横で「日焼けするためのクリーム」を塗っていました。帽子、長袖シャツを羽織り日焼け防備万全な私に「日焼けしたくないのー？」と驚いた感じで聞いてきたので、私はむしろ「日焼けをしたい」という発想に驚いてしまいました。日本の友達の多くが「日焼け絶対阻止派」なのに対し、ヨーロッパからの留学生の多くは「日焼けしたい派」で、美意識の傾向も地域によって異なることを実感しました。また、「美」に正解はないのだから、一つの固定的な「美」に関する価値観捉われる必要はないとも気付きました。留学に行ったからこそ得られた視点だと思います。
マルタ留学に行く方は''Talinja''というバスアプリを入れておくことをお勧めします。マルタはとても小さな島なので、移動手段は基本的にバスになります。その際にこのアプリがあると近くのバス停、バスの現在地も知ることができてとても便利でした。マルタのバスは日本と違ってびっくりするほど時間通りに来ないので、もし出かける時は気長に、時間に余裕を持って出てください！
また私は夜にホームステイ先に帰る際に迷ってしまい、急遽’’Volt’’というタクシーアプリでタクシーを呼んで帰りました…。方向音痴でなければ基本大丈夫だと思いますが、何かあった時のためにもぜひ配車タクシーアプリも入れておいてください！
私は語学学校のヤングアダルトコースという同年代の学生が比較的多いプログラムに申し込んでいましたが、びっくりしたのがヨーロッパの学生達が当たり前のようにお酒・タバコを飲むこと、連日のようにナイトクラブに行くこと！ヨーロッパは日本ほど酒・タバコの規制が厳しくない国が多く、高校生くらいの歳になると飲酒する人は比較的多いそう。留学中、何度か酒・タバコを勧められることがありましたが、その際に曖昧な返事をしないでハッキリ「NO」と断ることが大切だと思いました。
私の行った語学学校ではウェルカムパーティーがナイトクラブで行われました。ナイトクラブでは飲み物を絶対に自分で持っておく、人から飲み物を貰わない(薬を混ぜられる恐れがあり危険だから)、財布やスマホの管理など、常に身を守る意識を持つことが大切です。マルタは比較的治安がいいと言われていますが、時間帯や場所によっては勿論危険が伴うので慢心は禁物です！
