留学内容
私は昔の建物が多く残るフランスで、体の不自由な人はどのように建築物と関わっているのかを知りたいと考えた。私の母は、数年前に足を手術した。母は一緒に出掛けた時、階段よりスロープがあるなど様々な人に配慮した建物のほうが過ごしやすそうだった。そのため私は自然と体の不自由な人が過ごしやすい建築物について考えるようになった。フランスへ留学して調べた結果、公共交通機関はフランスのほうがバリアフリーの面で発達しており、公共施設においては日本のほうが快適に過ごすことが出来るということが分かった。ストラスブールにはトラムという路面電車が走っており、日本と違って乗車口の段差が一切無く乗り降りがしやすい設計になっている。歩道は石畳が多く歩きにくいがトラムのおかげで障がい者も簡単に移動が出来ると感じた。