留学内容

“理想像であるグローバル漫画家に近づく！”がわたしの留学テーマです。まず、グローバル漫画家とは私の理想像であり、英語と日本語で人の心に響く漫画を描く人です。そのためには、英語力と、人の心を動かすストーリーとセリフを書く力が必要だと考えました。
英語に囲まれることの出来る環境と、ニュージーランドの多文化で多国籍な環境で与えてくれる経験や新しい考え方はわたしの理想像に近づけてくれると思い、留学先をニュージーランドにしました。この選択は大正解だったと思います。
昼間は現地の学校に通い、全て英語で授業を受けました。放課後は図書館に行き、置かれていた漫画を読んで使われているオノマトペ（擬音語•擬態語）をメモをしました。学校で伝統的なパフォーマンスがある日は見に行き、異文化を自分自身で感じてきました。
また、世界で漫画が人気だと言われていますが本当に知名度があり、人気なのか疑問に思っていました。そこで、自分の耳で確かめたいと思い、現地の中高生400人に漫画の知名度調査アンケートをしました。その際、ニュージーランドで好きな漫画や人気な漫画も聞きました。

留学の動機

トビタテ留学JAPAN！のポスターを見たことが留学を決めたきっかけです。それを見るまでは、留学に対して興味はあったけれど、実際に行きたいわけではなかったです。しかし、トビタテ留学JAPAN！のポスターを学校で見て、”絶対留学行きたい”となぜか強く思いました。先輩トビタテ生や自分で留学計画を立てるというところに惹かれたのだと思います。

成果

（一つ目）漫画の知名度調査の結果から、実際にどれだけのニュージーランドの人が漫画を知っているのかを自分の耳で確かめることが出来ました。
（二つ目）本屋や学校の図書館、地域の図書館に行き、漫画がどれだけ身近にあるのかも知れました。
（三つ目）学校で行われた色々な国のパフォーマンス、博物館での展示、友達やホストファミリーなどとの会話から感じた異文化や新しい考え方や共通の考え方に気づけました。

ついた力

飛び込む力

アンケートを400人にしたのですが、最終的には、廊下で横を歩いているだけの人や大人数でご飯を食べている集団にも割って入り、アンケートを出来るまでに成長しました。最初は、話しかけるのが怖かったけれど、不安を取り去って、一歩踏み出す経験を積んだことで飛び込む力をつけました。これからも、何か選択に迷ったとき、不安を感じたとしても自分が成長でき、楽しめる予感がする方へ飛び込める気がします。

今後の展望

漫画は私にとって、生涯続けたいスポーツような存在です。今は、そのスポーツを続けられるように、第一志望の大学に合格出来るように勉強を続けます。同時に高校生活を思いっきり楽しみつつ、色々な人に会い、色々な経験をします。そして自分の心をたくさん動かさせて、次は人の心を動かす漫画を描きたいです。