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ゆら

出身・在学高校:
出身・在学校:
津山工業高等専門学校
出身・在学学部学科:
在籍企業・組織:


最終更新日:2024年08月15日 初回執筆日:2024年08月15日

語学と図書館巡りから深める異文化理解

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・語学留学
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Golders Green College
  • イギリス
  • ロンドン
留学期間:
3週間
総費用:
750,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 250,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル

留学内容

学生は平日の午前中に語学学校で英語の授業を受け、月曜日と金曜日の午後には無料の英会話レッスンに参加しました。それ以外の日はイギリスの図書館を巡り、その建物や蔵書、地域の文化についてリサーチしていた。語学学校では基礎的な英文法から日常会話まで学び、ネイティブにしか分からないニュアンスや単語の使い分けについても理解を深めていました。特に訪れたスイスコテージ図書館やペッカム公立図書館、大英図書館では、それぞれ異なる建物の特徴や地域の雰囲気を感じ取ることが出来ました。日本との図書館の違いについても気づき、その地域特有の文化や仕組みに興味を持つことが出来ました。

留学の動機

私は津山高専でエンジニアになるため勉強しています。ITについての最新の情報は海外から入るため、英語力も必要だと感じています。そこで私は語学留学をして生の英語に触れることでよりニュアンスなどが的確な英語を身につけたいと考えました。また、図書館巡りが趣味で、建築や蔵書からイギリスの文化や学問の進化を理解したいと考えてトビタテ留学JAPANに応募しました。

成果

短期留学は英語力向上はもちろんのこと、異文化理解と自己成長に焦点を当てた貴重な体験でした。ホームステイを通じて異なる文化や生活に適応する力を身につけ、国際的な視野を広げました。自立心を育み、困難を乗り越える経験は自信を与え、将来のキャリアにも活かせると感じています。さらに、異文化での経験は自己理解を深め、自身の人生観や価値観を豊かにしました。

ついた力

行動 自己理解力

留学を通じて得た行動力と自己理解力は、異文化での挑戦や交流を通じて同時に育まれました。新しい環境に飛び込み、自立心を養う中で、自らの強みや成長すべき点を客観的に見つめ直すことで、自己理解が深まりました。日常の小さな困難にも前向きに対処し、柔軟性や対応力を身につけたことで、将来の目標に向かって自信を持って行動できるようになりました。

今後の展望

トビタテ留学JAPANで得た貴重な経験を活かし、異文化理解と国際感覚の重要性を広める活動を行い、日常の中で多様な価値観を尊重し協力して社会問題を解決する姿勢を実践します。コミュニケーション能力を活かし、地域の国際交流イベントに積極的に参加し、留学を目指す人々を支援します。留学準備のアドバイスや生活情報提供を通じて、彼らのスムーズな留学生活をサポートし、自分が受けた支援を恩返しします。

留学スケジュール

2024年
3月~
2024年
3月

イギリス(ロンドン)

イギリスのロンドンでユダヤ教ご家族のもとでホームステイをしながら平日の午前中は語学学校に通い、午後から図書館巡りをしながらイギリスの文化について勉強しました。また、休日はホストファミリーや語学学校先で出来た友達とショッピングやロンドン観光をして生活しました。この留学を通して英語力の向上だけではなく自己の理解力向上など様々な成長に繋がりました。

費用詳細

学費:納入総額

96,520 円

住居費:月額

163,600 円

生活費:月額

119,000 円

項目:準備費,航空費

370,880 円

語学学校付近の商店街
ホームステイ先の付近にある公園
費用詳細

学費:納入総額

96,520 円

住居費:月額

163,600 円

生活費:月額

119,000 円

項目:準備費,航空費

370,880 円

スペシャルエピソード

ココでしか得られなかった、貴重な学び

ロンドンでの一人旅中、大英博物館での観光後にスマートフォンが充電切れで困っていました。バスで帰宅しようとしましたが、バス停の場所がわからず途方に暮れていました。英語が苦手な私は初めての経験にパニックになり、助けを求めましたが、最初の声かけに避けられる出来事も。しかし、同じベンチで休んでいたおばあさんと彼女の日本語を話せる孫に助けられ、無事に家に帰れました。この出来事で初めての文化の違いに対する偏見を感じ、後になって人の心の広さを学びました。

大英博物館入口

留学に対する見方

  • 周囲の説得 : 家族

私が留学する上で一番困ったと言っても過言でないのが家族の説得です。私が一人で海外に行くことにとても不安が強かったそうで、現地の日本人スタッフのサポートをつけてようやく留学に行くことを渋々認めてくれました。この時大切だと思ったのは留学に対する認識のずれの矯正です。両親は留学に行ったら犯罪に巻き込まれて帰ってくると考えていたそうで、過度に留学は危険なものとして扱っていました。近所に住む人たちも費用が高いなどと言って留学を敬遠していました。そこで私はエヴァンジェリスト活動として留学の体験を語る会を開きました。みんながみんなすぐ認識を改めてくれるわけではなかったけど、一部の人は留学に対する見識を改めて、自分の子も行かせたいと言ってくれるようになりました。このようにして留学に関する説明会を開き続けたら徐々に留学に対する見方も変わるのではないかと考えました。

留学前にやっておけばよかったこと

留学の前にやっておけばよかったことは第一に英語力の向上です。私もそれなりに勉強して留学に行ったのですが、それでもまだまだ足りませんでした。英語の勉強はいくらしておいても損はありません。

これから留学へ行く人へのメッセージ

これは留学を勧める・勧めない理由の項目の部分にも該当しますが、留学に行きたいという人にはもちろん留学はお勧めします。だけどそれなりの覚悟を持って行かないといけません。私が留学中に一番傷ついたことは容姿を笑われたことです。たとえあまり英語を理解していなくても人の悪意はどこの国の人だとしてもなんとなくわかってしまうものです。それなりに傷つきに行く覚悟で留学に挑んでください。