留学大図鑑 留学大図鑑

吉川 東吾

出身・在学高校:
沖縄工業高等専門学校
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
情報通信システム工学科
在籍企業・組織:


最終更新日:2024年11月11日 初回執筆日:2024年11月11日

誰もが笑顔で暮らせる製品と社会

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Auckland Institute of Studies
  • ニュージーランド
  • オークランド
留学期間:
1ヶ月
総費用:
490,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 370,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル<英検2級> 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<英検準1級>

留学内容

誰もが笑顔で使えるプロダクトデザインを学びに、ニュージーランドのオークランドにあるアートギャラリーや美術館を訪れたり、現地で売られている製品と日本の製品との違いを探求。また、多様性について学ぶため、現地で働く人たちにインタビューを行いました。現地では、語学学校に通い、ホームステイで生活することで、語学力を向上させました。

留学の動機

幼い頃から、海外留学に憧れがあり、高校生になったら留学したいと考えていました。また、たくさんの世界を見て、たくさんのことを経験したいと思っていた中で、トビタテに出会えたことが、背中を押してくれました。プロダクトデザインをテーマにして留学することとなった経緯は、自分の目で、ニュージーランドの世界中から集まるアートやデザインを見て、自分のデザイン力を高めたいと思ったからです。

成果

合計12のギャラリーと2つの美術館を訪れ、デザインについて探求することが出来、多様性については、看護師・カフェの店員の方など様々な職種の人にインタビューすることが出来ました。語学学校では、上から3番目のクラスに入れてもらい、自分の語学力を高めることが出来ました。また、スピーキングが多く、英語を使うことに抵抗がなくなりました。

ついた力

計画力

留学を通して、私が最も成長できたと思う部分は、計画力です。トビタテは自分で、留学先や期間を決めることができるので、自分でアポを取ったり、航空券やビザを手配する中で、強い計画力が身につきました。初めての留学でしたが、計画をしっかり立てていたので、アクシデントは少なかったです。

今後の展望

留学を通して、もっと様々な世界を見てみたいと思うようになったので、いろいろな国に行って、いろいろな人と関わり、いろいろな価値観を学びたいです。次、留学に行くなら、自分の専攻している工学に特化して、最先端の技術を誇るアメリカと中国、両方の技術を学びに長期でいきたいです。また、今月、ネパールでボランティアに参加したことで、海外ボランティアにも、学生のうちにもっと参加したいと思いました。

留学スケジュール

2024年
3月~
2024年
4月

ニュージーランド(オークランド)

ホストマザーとホストブラザーがいるお家で生活して、月~金は、Auckland Institute of Studiesという語学学校に通いました。授業が終わった午後や週末は、ギャラリー・美術館巡りやデッサンをして、「誰もが笑顔で使える製品」を探求しました。また、もう一つの探求テーマである多様性社会についても、ブラジル出身のホストマザーや、彼女の友達など様々な職種の方にお話を聞くことが出来、多様性溢れるニュージーランドでは、どのような働き方をしているかを探求しました。留学中には、浜辺で行われた小さなフェスに参加したり、ラグビー観戦に行ったりもしました。海外の雰囲気を、存分に味わうことが出来たし、いろんな人と会話して、思いっきり楽しむことが出来ました。

費用詳細

学費:納入総額

167,656 円

住居費:月額

100,000 円

生活費:月額

50,000 円

項目:保険・ビザなど

25,000 円

訪れたギャラリーの一つ
語学学校で最終日に
浜辺で行われた小さなフェス
費用詳細

学費:納入総額

167,656 円

住居費:月額

100,000 円

生活費:月額

50,000 円

項目:保険・ビザなど

25,000 円

スペシャルエピソード

留学前後での、自分の変化

留学前は、海外に一人で渡航する不安などがあり、何か新しいことに挑戦するときに躊躇ってしまうことがありました。ですが、留学後は、もっとたくさんの世界を見てみたいと思うようになり、自分がしたいと思ったことに積極的にチャレンジできるようになりました。トビタテを通じて、他のトビタテ生の活動の話を聞いて興味を持ち、今月、ネパールでチャイルドケアのボランティアに、2週間行ってきました。途上国の教育の現状を知ることが出来、世界中から集まった同世代と、一緒に活動して、絆を深め、価値観や経験を学ぶことが出来て本当に行って良かったです。

学校で日本語を教えている様子
ボランティアメンバー

留学費用をアルバイトで!

  • 費用 : 費用準備

留学をするにあたって、問題となるのが金銭面。トビタテからもらった奨学金を差し引いても、負担する額は、決して安い金額とは言えません。私は、自分がしたいことは自分で何とかしたい主義なので、留学をするためにアルバイトをして貯めたお金を使って、留学しました。留学をしたいという強い気持ちがあれば、アルバイトに限らず、クラウドファンディングや併用可能な他の奨学金など、留学費用を集める方法はたくさんあると思います。また、航空券やエージェントなどは、何個もインターネットを使い調べ、一番コスパの良いものを選びました。自分の夢を叶えるために留学を考えているなら、金銭面では諦めて欲しくないです。また、その金額に見合った留学に出来るように、留学中も頑張ることが大切だと思います。

留学前にやっておけばよかったこと

英語を話す抵抗をなくすことです。実際に現地に行ってみて、「英語を上手く発音しよう」「自分の文法あってるかな」と考えることも大切ですが、口に出すことが一番大切だと思いました。また、留学前に、見学したい会社や施設などに出来るだけ早いうちから、アポを取った方が良いです。自分が思い描いた留学に出来るように、留学中の細かいスケジュールを計画するとより良い留学にできると思います!

留学を勧める・勧めない理由

自分が学びたい・知りたいと思ったことを自分の目で確かめることができ、違う文化について学ぶ中で、新しい世界を知ることが出来るので、留学をおすすめしたいです。自分ひとりで海外に行くことで、計画力・課題解決能力などの様々な能力が身につき、留学後も生かしていくことが出来ます。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学は、楽しいことがたくさんあり、自分の成長に絶対に繋がります。ですが、その分、困ることもたくさんあると思います。困ったときは、周りの大人やトビタテコミュニティに遠慮せずにどんどん頼って、行って良かったと思える留学に出来るよう、思いっきり楽しんで、トビタってきて下さい!