留学内容

多文化主義であり、国民の幸福度が高く、女性の社会進出が進んでいるニュージーランドで、多文化共生社会・ジェンダー平等社会について学びたいと考え、留学しました。
現地校（Elim Christian College）では、現地の学生とともに英語で授業を受けました。学校はとても人種多様性に富んでいて、幼い頃からこの環境で育っていることが彼らを他者に寛容にし、違いを認め合える社会を作っていると感じました。
ホームステイでは、2件のお宅にお邪魔しましたが、2件ともニュージーランドの方のお宅ではありませんでした。ニュージーランドに留学しながら、その他の国の文化に触れたり、人々と関わり合えるところからも多様性を感じました。また、ニュージーランドの歴史を調べたり、話を聞いたりしてジェンダー平等について考えました。

留学の動機

幼い頃から海外にとても興味があり、旅行や留学などどのような形でも海外に行ってみたいと感じていました。また、私自身が大人になった時に、現在の日本社会が結婚や子供を持つといった女性として生きることの幸せと働くことなどの社会参加による幸せを両立できる社会であるのか、疑問に思ったからです。

成果

帰国後、英語弁論大会に参加しました。日本とニュージーランドの多様性を比較した内容を発表し、近畿大会まで出場することができました。コミュニケーション力や話し方のリズムなど、留学でネイティブ・スピーカーと関わったことで身についた知識を活かすことができました。また、実用英語技能検定も1つ上の級に合格することができました。

ついた力

決断力

元来とても優柔不断な性格で、自分で物事を即決するようなことがありませんでした。しかし、留学に行って言葉が完全に通じ、助けてくれる人がいなくなったので、自分で現状を打破しなければならなくなりました。
この経験から、自分で決断して他人に助けを求めたり、行動することができるようになりました。

今後の展望

私の現時点での夢は、日本と世界を繋ぐ職に就くことです。
そのためにまずは大学に進学して、国際学を学びたいと考えています。